さよならドンホイ、こんにちハノイ。

2017年2月21~22日。

今日はドンホイを離れて、首都のハノイへ出発する日。

とはいえ、乗るのは19時の夜行バス。

昨日は洞窟観光をがんばったし、今日は夜までドンホイをぶらぶら散歩しよう。

チェックアウト時間ギリギリまで宿を堪能して、バスを予約した旅行代理店にバックパックを預かってもらう。

12時すぎからゆっくりと行動開始。

 

ひたすらつぶされる時間

お腹空いたね~と言いながら歩きだすと、すぐにいい感じのお店を発見。

外の看板に写真付きの分かりやすいメニュー。

そして、なんというか、雰囲気が全体的にシンプルで高くなさそう。

私のは、名前は忘れてしまったけど、さつま揚げみたいなものが入った汁に、少し具入りのワンタン的なものをつけて食べる料理。

ワンタン的なものに乗っている、フライドオニオンみたいなやつ好き。

生野菜がモリッと出してもらえるのも、ありがたい。ハエはご愛嬌。

 

とおるさんは、ちょっとフライングしてブンチャーハノイを注文。

「ブン」という細麺を、甘酸っぱい汁につけて食べる料理。

どちらもおいしくいただいた。2人分で約200円。良い。

 

海沿いの街なので、海を見ながら散歩できる。

というか、ダナン以降はベトナムの地図でいうと、首みたいな細~いところを北上しているので、ある程度の規模の街は海沿いになるのだ。

ここから内陸に60kmほどいくと、もうラオスである。

このへんに入れる国境があるかは分からないけども。

 

きれいで人がいなくてWi-Fiのあるカフェが見つかったので、長居させてもらうことにした。

 

そういえば、シーズンオフなのか、ドンホイらしいのか、どこも人が少なくて静かだ。

でも治安の悪い雰囲気ではなくて、道も店もこざっぱりして長閑な感じ。

宿やカフェ、旅行代理店ですら、対応がガツガツしていなくておおらかだった。

 

洞窟観光という分かりやすくて太い収入源を軸に、人々が安定しているのかもしれない。

ツアー料金も協定してるらしいし、業者間の競争も少ないのかな…。

というようなことを勝手に思ったりしていた。

要はドンホイ好きです。

いつものカフェスアとプリン。今、13時半。

あと5時間、どうにか時間をつぶさなければ。

ここからめちゃくちゃダラダラした。

ようやく17時半。

そろそろ晩ごはんを食べて、バスに向かおう。

というわけで、贅沢にピザ。オリーブとチーズ! うれしい!

 

ベトナム料理は毎日食べても飽きないくらいおいしくて、とても種類豊富なんだけど、たまにこういうものを食べるとホッとする。

「今いる国の料理を食べなくては」という義務感(というか、もったいない精神?)から息継ぎをしているのかもしれない。

 

旅行代理店で預かってもらっていた荷物を受け取り、しばらく待つと、バスがピックアップしに来てくれた。

安定のピンク寝台。ハノイまで1人1000円。今夜もお世話になります。

おやすみなさい!

 

たぶんハノイに到着

そして朝4時半。

安定の早すぎる早朝にハノイ郊外へ到着。

大都会ハノイはどこ? 暗くて遠くて何も見えないよ…。

 

今回は車のタクシーがいたので、サクッと決めて、ハノイ旧市街の宿近くへ移動。

私たちはもう嫌なんだ。

お客を取り合って運転手同士がケンカするのも、前後バックパックでバイクに乗せられそうになるのも、乗った車を興奮した他の運転手が止めてくるのも。

 

少し走ると、街の灯りが見えてきて、人も増えてきた。

こんな早朝でも活動してる人が多い。これは都会だ。

 

が、しかし、宿のカギは閉まっていた。

朝5時。そりゃそうだよね。

都会とはいえ、近くに開いているカフェなんてなさそうだ。

2月のハノイの朝。寒い。どうしよ…。

 

宿の軒先で震えていたら、なんと宿のスタッフさんがやってきて気づいてくれた!

「明るくなるまでロビーを使ってていいよ」

と言ってもらえて、命拾い。ありがたい。

 

ロビーにあった旅行ガイドなどを見て過ごす。

エッグコーヒーがハノイっぽいのか。卵黄入りか~。生の…?

 

外が明るくなってきて、宿の別のスタッフさんも出勤。

事情を説明して、チェックインまで荷物を預かってもらえることになったので、朝食がてらハノイ散歩に繰り出した。

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