2017/02/09当時:10,000VND(ベトナムドン)=約50円。

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雨宿り。バス停なのか、ゴミ捨て場なのか…。

早朝4時半。まだ真っ暗な中、バスは目的地のホイアンに着いてしまった。
こういうときはせめて8時とか9時とかに着くよう調整してほしいけど、しょうがない。

バスから降りると、そこは町から離れたところにある原っぱ。
こんな時間にこんな場所に降ろされても、どうしようもない…ので、もちろんタクシーの客引きが集まっていた。

見たところバイクタクシーしか来ていないようだ。
同じバスに乗っていたベトナム人客たちは、次々にバイクを捕まえて出発していく。
私たちは2人とも大きなバックパックが背中に、パンパンのサブバッグがお腹にあるのでバイクはムリ。
ムリというか、荷物ごと乗るのも、人と荷物を別々のドライバーに運んでもらうのも危なくてイヤだ。

というわけでお断りしたんだけど、なにしろバイクタクシーしかいないもんだから彼らも引かない。
「俺たちしかいないだろ」「どうやって街中まで行くんだ」「このへんは危ないぞ」「ていうか何もないぞ」
そう言われると、その通りでしかない。歩くには遠すぎるし暗すぎる。

気付けば残っているのは私たち2人だけ。ドライバーは5人ほど。客を取りっぱぐれないよう必死だ。
今回は値段じゃなくて事故や盗難が不安でイヤなんだよな~と断り続けていたら、ドライバーの方で誰が乗せるか勝手に相談して決めたようだ。
「さあ、俺のに乗れ」
「いや、乗らないよ」
また押し問答が始まったところで、こちらの粘り勝ち。車のタクシーがやってきた!

車に駆け寄り、ざっくり値段を確認して、ササッと乗り込む。
座席で安心していると、なんとバイクタクシーのドライバーが窓をバンバン叩いて車を止め、こっちのドライバーに怒鳴り始めた。
ベトナム語だけど、「俺のバイクに決まってたのに後から割り込んできてずるい!」と訴えてるのは分かった。
いや、決まってないからね!

車はどうにか出発して、まだまだ暗いホイアンの町へ。
ドライバーに宿の住所を見せて、こちらは地図で確認しつつ、「たぶんこのへんだ」というところで降ろしてもらう。
けど、暗すぎて宿が見つからない…。迷子になってしまった。
しかもちょっと雨が降ってる。

しかたなく屋根(というかビニールシート)のある空間に佇んで、明るくなるのを待つことに。
完全な住宅街で、ひと気がまったくなかったのは幸いだった。
ろくに身動きが取れないままじっと待つこと30分ほど、犬の散歩ができるくらいの明るさになってきた。

また周囲を探してみると、さっき行かなかった細い通りで宿を発見!
iPhone - 774よかった…。ここは開業したばかりで、頼りのMaps.meにも正確な場所が載っていなかったのだ。

それでもまだ6時くらい。さすがにまだ早いよね…。ムリだよね…。
とか言いながら玄関の前をうろうろしていたら、早起きの宿の女性が気付いて入れてくれた。
「部屋も準備できてるわよ! 案内するわね!」
ありがたい~~~!!

チェックインしてみると、ビックリするほどきれいな部屋!
iPhone - 408iPhone - 409立派なダブルベッドに真っ白なシーツ。
テーブルにイスにベランダまであって、トイレもまぶしいほどピカピカ。
これで1泊1部屋1500円。1人750円。なんということだ。

ここは無料で使い放題の自転車もあるし、たまにバナナくれるし、住みたいくらいに良い宿だった。
おそらく家族経営で、さっき案内してくれたのはお母さん。
フロントでは娘さんがゲームしながら留守番していたり、家族が集まっておしゃべりしたりしていた。
ホイアンには今日から3泊。久々のゆっくり滞在がこの宿で本当に良かった。

早くホイアンの町を見に行きたいところだけど、早朝からバタバタしてぐったり疲れたので、とりあえず休憩しよ…。