世界一周の準備(予防接種編)

By: Partha S. Sahana
By: Partha S. Sahana
どーも、なつみです!
出発3日前にしてようやく準備が整いました。ここらで世界一周に向けてやってきた準備をまとめておこうと思います。まずは予防接種について。

海外旅行に関係する予防接種の種類

厚生労働省のサイトには、海外渡航のためのワクチンとして以下の7種類が掲載されています。

 
 

予防接種 対象
黄熱 感染リスクのある地域に渡航する人
A型肝炎 途上国に中・長期(1か月以上)滞在する人。特に40歳以下
B型肝炎 血液に接触する可能性のある人
破傷風 冒険旅行などでけがをする可能性の高い人
狂犬病 イヌやキツネ、コウモリなどの多い地域へ行く人で、特に、近くに医療機関がない地域へ行く人
動物研究者など、動物と直接接触する人
ポリオ 流行地域に渡航する人
日本脳炎 流行地域に長期滞在する人(主に東南アジアでブタを飼っている農村部)

厚生労働省検疫所

受けた予防接種とその理由

とおるさんが以前の日記で書いている通り、ふたばクリニックの先生と相談して以下の6種類にしました。
腸チフスは厚生労働省のサイトで主要7種類には入っていませんが、感染リスクが高そうということで受けています。

  • 黄熱 – アフリカや南米に行くために必須
  • A型肝炎 – 世界の広範囲の食べ物が感染経路になり確率が高そう
  • 破傷風 – 世界中の土壌でケガから感染するので確率が高そう
  • 狂犬病 – 発症したら致死率100%こわい
  • 日本脳炎 – アジアの蚊が媒介で致死率&後遺症率高めこわい
  • 腸チフス – 世界の広範囲の食べ物が感染経路になり確率が高そう

かかった費用

全部合わせて77800円/人です。う〜ん…いいお値段。内訳は以下のとおりです。

  • 黄熱 – 12300円
  • A型肝炎 – 20500円(3回分)
  • 破傷風 – 7500円(3回分)
  • 狂犬病 – 22500円(3回分)
  • 日本脳炎 – 5000円
  • 腸チフス – 10000円

かかった期間

全て終わるまでに約半年かかりました。
具体的には、3回を6ヶ月かけて接種するA型肝炎といっしょに他のものを進めて、最後に黄熱を終わらせました。
黄熱は渡航の1ヶ月前からでないと予約できなかったり、打ったあとは1ヶ月間他の予防接種ができなかったりとシビアなので一番最後です。

悩んだこと・考えたこと・知ったこと

予防接種については、数年前から調べていました。どれを何回受ければいいのか、期間をあけるものやいっしょに打てないもの、それぞれの料金。特に料金はサイト掲載していない病院が多いので、電話で聞く必要があります。自分で全て調べるのはとてもとても面倒です。

少しでも楽に確実に費用を抑えようと選んだのが、「お安めの病院にまるっとお任せコース」でした。通ったのは、東京の世界一周旅行者に大人気の「ふたばクリニック」です。
先生に「11月から世界一周で予防接種を〜」と言うやいなや、受ける種類と接種計画が決定! 本当に話が早くて、楽で確実でした。そのうえ都心のトラベルクリニックよりもお財布に優しい…。

三軒茶屋のふたばクリニック
三軒茶屋のふたばクリニック

ちなみに、最近はタイで予防接種するのも人気のようです。日本の何分の1とたいへんお安く済むのだとか。ただ、私たちはまずフィリピンに1ヶ月滞在なのでやめときました。
タイ出発で期間に余裕があって、予防接種完了までリスクのある地域に滞在する度胸のある人向きかなと思います。

黄熱は国内で受けられるところが少なく、時間が平日のところばっかりです。働いている人にはたいへん不便。
そんな中でふたばクリニックの先生に教えてもらったのが「東京診療所」。東京駅の八重洲北口を出てすぐのここは、土曜日もOKなので助かりました。土曜日を狙う場合は、受けたい日の1ヶ月前には予約の電話をするといいと思います。

予防接種は時間をたっぷりとっていたうえに先生にお任せだったので、余裕を持って終わらせることができました。いろいろとしっかり受けたい方は、半年前くらいから病院へ相談に行くとよさそうです。

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