2017年2月16日。
今日はダナンを離れて、フエに移動する日。
朝食に出たのはうどんのような麺料理。ミークアンのモチッとした麺に似てるけど、優しい味の汁がたっぷりでほんとにうどんみたい。
出発の朝にほっとできたので、ベトナムの母ちゃんの味ということにする。
出発前に荷物のチェック。
薬類の在庫を確認したり、干していたタオルを回収したり。
餞別としていただいた手ぬぐいが便利すぎて、すでにボロボロ…。
いろんな用途に使えて、あっという間に乾くものだから、交互に使う暇もなく1枚だけ出ずっぱりになってしまっている。
はじめてこの宿に入ってきた日は、人がたむろしていて近寄りがたかったテレビ前のソファ席も、すっかりくつろげる場所になった。
それでは、いざチェックアウト！
電車で食べる本日のおやつを用意して、タクシーで駅までひとっとび。
駅の窓口で「次のフエ行きください」と伝えたら、難なく切符をゲット。
約280円、明朗会計で時刻も座席もバッチリ明記。電車すばらしい！
出発時刻の10分前くらいに電車が来たので、指定された座席へ。
きれいな車内に、快適なシート。頭上のテレビで映画も観られる。
楽しい1時間半の旅になりそう！
海を眺めながらおしゃべりしていたら、あっという間にフエ到着。
駅を出て、いつものように宿までとりあえず徒歩。
駅前にはおしゃれで新しいカッフェーがある古都。
かと思えば、立派な敷地と建物の何かを横切ったり。ここは国立高等学校らしい。
20分ほど歩いて、本日の宿「Thanh An 2 Guesthouse」にチェックイン。
近くに「Thanh An 3 Guesthouse」が2軒、似たような名前の宿がいくつかあったりして迷いつつ、なんとか到着。
1泊約800円で、3泊の予定。
テレビもあるなかなかきれいなお部屋で、バスルームも問題なし。
うれしい誤算として、広くて開放的なベランダ付き！
明日から朝ごはんはここで食べよう。
ゆっくり休憩して、晩ごはんを食べるために外出。
川沿いを散歩していると、フエの王宮側へ渡る橋のあたりに賑わっているところを見つけた。
屋台やお土産屋さん、遊覧ボートにライブなど何でもあり。
ちょうどフエ名物の名前が並んだお店を見つけたので、ここで晩ごはんを食べていくことにした。
バインナムとバインロック、あとチェーダウドーを注文。
バインナムは米粉の白い生地にエビのでんぶを入れて蒸したもの。
甘い味付けのエビに、米粉、つまりごはん。とても親しみやすい味。
バインロックはタピオカ粉にエビなどいくつかの具を入れて蒸したもの。
こちらは生地のぷるぷると具材のぐにぐに食感がたのしい。
チェーダウドーはあずきのチェー。ほぼミルクぜんざい。もちろんおいしい。
ちなみに、蒸し料理がそれぞれ150円、チェーが60円。
フエは広い敷地と緑のある学校や病院が多いからか、雰囲気がゆったりしていて居心地よし。
初日に名物も食べられて幸先もよし。
そして明日はなんと、ベトナムの宮廷料理を食べに行く予定。たのしみ！