おいしいバインセオとダナンの街歩き

2017年2月15日。

五行山から下りて、ダナン市街へまっしぐら。

目指すは「バインセオ」の人気店!

 

バインセオというのは、英語でVietnamese Pancake。

ベトナム風パンケーキ…パンケーキといっても甘くはなく、野菜やお肉が少し入ったもので、ベトナム風お好み焼きとも言われているそうな。

ダナンのバインセオならここ!といわれる圧倒的人気店があるらしく、お昼はそこに決定。

 

ダナン市街に入るため、あのドラゴン橋をとうとう渡るときが来た。

夜はカラフルで何色か分からなかったけど、本来の色は金色。かっこいい。

遠くにAsia Parkの観覧車も見えた。

 

お目当てのお店の名前は「Bà Dưỡng」。バードゥオンと読みたいところだけど、バーユンらしい。

路地裏の突き当たりにあるとのことで、細い路地をずっと進む。

途中にもバインセオのお店が数件あり、「Be Dung」とか、なんなら「Bà Dưỡng」って看板もあるけど、とにかく一番奥へ。

ベトナムは有名店や人気店のすぐ近くに、似たような名前や、むしろ同じ名前でお店を構えてたりすることがある。バス会社を探すときに引っかかりそうになった。

日本だと訴訟問題になりそうだけど、ベトナムはまだ「そういう戦略なんです」くらいで大目に見てもらえるのかもしれない。

もしくは、私がベトナム語を知らないだけで、似てるけど違うとか、同じだけど問題ないところだったりするのかもしれない。実は「旅行代理店〇〇」とか「食事処〇〇」みたいな部分とか。

 

そんなことを考えながら突き当りに到着すると、ちゃんと「Bà Dưỡng」があった。

さすがの人気店で、ほぼ満席。

 

なんとか席を見つけて座っていると、早速バインセオが運ばれてきた。ちなみに、まだ注文はしていない。

この感じはなんだか覚えが……。

そうだ、亀戸餃子!! 入店したら餃子2皿が自動的に出てくるあのシステムに似ている。

 

出てきたバインセオを見てみると、黄色い。もやしとひき肉が入っている。

そして厚みはあるけど、日本のパンケーキから連想するフワフワモチモチではなく、カリッと焼かれている。

パンケーキとクレープの中間みたいな。

 

薄焼きのオムレツみたいな感じかな?と思ったけど、この色はターメリックだった。

米粉にターメリックやココナツミルクを入れたものなのだそうな。

 

このバインセオに、ライスペーパー、野菜、Nem Luiという豚肉のつくね、タレがついて1セット。

ライスペーパーに好きなものを好きなだけ巻いて食べる。

そういえば、バンメトートでNemを食べそびれていたけど、ここで食べることができた。

 

やわらかいライスペーパーに、カリッと香ばしいバインセオ、シャキシャキの野菜、豚肉の旨味に、ゴマっぽいタレ。いろんな味と食感で口の中が楽しくて、とてもおいしい。

 

出された分だけでまんぷくになったので、お店を出ることにした。

お会計は2人で550円。おいしくて、リーズナブル。ベトナム大好き。

 

次に向かったのは、HISダナン支店!

ここではアオザイを着て写真を撮ることができる。

ホイアンでもアオザイレンタルを探したんだけど、どうにも見つけられなかったので、日本語もOKなこちらで借りることにした。

 

アオザイレンタルは1人1200円ほど。

ずらりと並んだ約200着から好きなものを選んで、ランタンのある部屋や、他の部屋で写真を撮りまくることができる。

たしか着たまま外に出られるコースもあったけど、私たちは休憩がてら室内で楽しむことにした。

 

というわけで、こちら。

まだスタッフさんが近くにいたので、おすすめポーズを聞いてみたら「アオザイのチャームポイント、横っ腹を強調するべし」とのこと。

腹も照れも隠せない。

 

ちなみに、何もしなくても常にお腹は見えている。

 

とおるさんはこんな仕上がり。

異国の高級レストランのスタッフにいそう。

でもベトナムって感じでもなくて、中国…? インド? 国籍不明な雰囲気をまとっている。

 

これはハンドパワーのひと。

たしかにこんな感じの服着てた…。

 

この帽子は、結婚式で新郎新婦がかぶる帽子とのこと。

せっかくだから、ベトナムの結婚式っぽい赤いアオザイにしとけばよかった。

といいつつ、たっぷり写真を撮ってラウンジを後にした。とても楽しかった。

 

ピンク色のかわいい教会を見つけたので立ち寄り。

中にはきれいなステンドグラス。

外の雰囲気も素敵。

 

甘いものが食べたくなってきたので、「Che」のありそうなカフェへ。

シンプルなチェーと、プリンと、ヨーグルト。もれなく氷がトッピングされている。冷たくて甘くておいしい。

それぞれ50円。なんということだ。

 

ダナン駅にも寄って、明日の電車の時間と料金を確認。

 

何枚か紙が貼ってあって困ったけど、おそらく私たちに必要なのはこれ。

出発時刻はPM12:46。フエまで、一番左の寝台じゃない座席で55,000ドン(275円)。

…だと思う! OK!

 

行き交うバイクたち。女性はけっこう大胆なお召し物でバイクに乗っている。

 

ダナンの学生さんたち。女性は何かしら上を羽織っている。

もしやお腹を隠しているのか、それとも単に真冬だからか。

 

最後はダナンの有名チョコレートショップ「Pheva Chocolate」へ。

このお店にあるのは、ベトナム産のカカオ豆を使ったチョコレート。

 

まず箱のサイズを選んで、好きなフレーバーのチョコを選ぶ。

 

6枚入りで400円。さっきのカフェで3品150円だったことを考えると、けっこうな高級チョコ。

でも巷で人気と聞いてしまうと、食べたくなってしまったのだ。

 

宿に帰ってから、部屋で箱を開けて少しずつ味わった。

選んだ6種類は、ミルクピスタチオ&レーズン、ダークピスタチオ&ラーズン、ダークシナモン、ダークブラックペッパー、ミルクのゴマ&ピーナッツ、シンプルなダークチョコ。

それぞれ味はもちろんおいしかったけど、久々に少しリッチな旅行気分を味わえたのがうれしかった。

節約旅も楽しいけど、たまには発散したくなるのであります。

「おいしいバインセオとダナンの街歩き」への2件のフィードバック

  1. 久々に楽しく見てまーす♪
    次を待ってまーす❣️

    1. ありがとうございまーす!
      驚くほどスローペースだけど更新は諦めないので、待っててくださーい(^^)ゝ

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