2017年2月:10,000VND(ベトナムドン)=約50円。
快適なお宿に早朝チェックインさせてもらえたので、たっぷり休憩してからホイアン散策に出発。
宿の自転車を借りて、まずは朝ごはんがてら有名なバインミー屋さんへ。
Banh My Phuong
左のお店がバインミー屋さん。
ホイアン滞在中の朝ごはんでお世話になった、とっても人気の行列店。
右はパン工房のようで、焼きたてパンがすぐ隣から運ばれるのもおいしさの理由なのかなと思った。
バインミーはだいたい100円前後。
3~4人の女性がチャキチャキ作ってくれて、行列だけど回転は速い。
テイクアウトもできるし、2階で食べることもできる。
今回はグリルドソーセージを注文。中見みっちりのバインミー。
パンは中ふわの皮パリ。大きくてまるっとはかじれなかった。
肉も野菜もたくさん入って、いろんな味がいっしょくたに。健康的な朝ごはん。
これは揚げワンタン。
2階で頼めるメニューは1階より多くて、バインミー以外のホイアン名物もいろいろ楽しめる。
揚げワンタンの1ピースも大きい。
パリパリのワンタンの上にエビや肉(豚ひき肉かな?)、玉ねぎや青ネギがたっぷり。
ぼろぼろこぼれて食べにくいんだけど、味はすごく親しみやすくて食べやすい。
もうバインミーとワンタンでおなかいっぱい。
でも、気になるメニューが他にもいろいろあったので、結局3日連続で通うことに。
これは別の日に食べたカオラウ。ベトナム風まぜそばみたいな感じ。
コシのあるムチムチした麺に、肉々しいチャーシュー。レタスの上にはカリカリのワンタンが乗せてあって、とても好み。
よく混ぜたらけっこう濃い味付けになるけれど、レモンを絞ってさっぱりさせたらモリモリ食べられる。
こちらはホワイトローズという名前も見た目もおしゃれな一品。
米粉のぷるぷる生地にエビがちょこんと乗って、フライドガーリックが散らしてある。
ベトナムの軽くて爽やかなビールにぴったり!
こういう名物料理も150~250円くらいで気軽に楽しめるのが嬉しいな。
ホイアンの街へ
おなかもふくれたところで、いよいよホイアンの中心地へ。
古都ホイアンは、世界遺産になっているノスタルジックな古い街並みが見どころ。
というわけで、ひたすら散歩。
ベトナム感を余すことなく描いたアートなお店が連なる、街の入り口付近。
きれいなフルーツが並ぶ市場もある。
観光客でも高額はふっかけられなかったので、ちょっと値切ってランブータンを買った。
市場を抜けると川沿いの広い道。
このトゥボン川のこちら側が旧市街、対岸が新市街だそうな。
今日のお昼は旧市街をぐるぐる歩いた。
川沿いはカフェと露店と物売りでにぎわう。
見やすい店構えのお土産屋さんもたくさんあったので、服や小物をふらふらと見て回った。
市街地への車の立ち入りは禁止されているので、タクシー代わりのベトナム人力車シクロに乗る観光客。
団体で列が長すぎて、ちょっとしたパレードみたいになってた。
ホイアンといえばランタン。
川沿いからちょっと路地に入ると、色とりどりのランタンで飾られた通りに出た。
夜のランタン祭りが有名だけど、昼もいい。ランタンはカラフルだし、壁は黄色いしポップでかわいい。
次々と観光客が吸い込まれていく建物に同じく吸い込まれてみたら、なんと職人さんの工房。
見学は無料。オープンでウェルカムな雰囲気。
工房をまっすぐ抜けると、流れるようにクラフトショップへ。
さっきの工房で作られていたものとはだいぶ雰囲気の違う商品だけども、全体的におしゃれ。
ちょっと小腹が空いてきたところに、マンゴーまんじゅう売りの女性が。
あんまり商売っ気もなくのんびり座っていたので、話しかけやすくて1つ購入。
20,000ドン(100円)だよ、と言われて50,000ドン出したら、おつりが40,000ドン返ってきたうえに、まんじゅうの中身はマンゴーじゃなくてピーナッツだった。
清々しいほどに適当である。私は10,000ドンでピーナッツまんじゅうを買ったのだ。
有名な観光地の「来遠橋」も見にいった。
別名「日本橋」と呼ばれ、昔々ホイアンに日本人街があった頃に日本人が橋を架け、日本人街と中華街を結んでいたらしい。
とはいえ、当時の橋は19世紀に火事でなくなり、今あるのはその後に架けられたものだとか。
日本のなごりとかは特に感じず、カタカナで「ホイアン」と書かれたランタンが飾ってあるという橋だった。
すてきカフェ
雰囲気が素敵だったのでふらりと入ったカフェ。
テーブルの上にこんなセットが。
ここは耳の聞こえない店員さんが運営するお店だそうで、注文やコミュニケーションはメッセージブロックや筆談でしてくださいということだった。なるほど。
これは英会話がまったくできない外国人にも優しいツールかもしれない。
指さしや筆談で注文して、やってきたティーセット。なんだかほっこりするかわいさ。
素朴なお茶菓子と良い香りのお茶でのんびり。
記念にと店員さんが写真を撮ってくれた。
川沿いのにぎやかなカフェとは打って変わって、こちらのカフェは静かで穏やか。
今日はまだまだ歩くので、とても良い休憩になった。
そして夜のホイアンへ
だんだん日が落ちてくると、ランタンに明かりが灯り始める。
月に一度開かれるというランタン祭りのためにホイアンに来たのだ。
夜もたっぷり見物するぞ!