マレーシア:そべさんも仲間になった!

2016/12/11当時:1MYR(マレーシアリンギット)=約26円最奥は天井にぽっかり穴が空いていてきれいどーも、なつみです!
ゆうこちゃんと合流できたので、次は日本からやってくるそべさんとの合流です。こちらがネット環境により連絡できないときが多かったり、前日に集合場所を変えてもらったりしてたので、うまく会えるかドキドキでした。

よくわからない場所で降ろされても大丈夫なそべさん

今日のそべさんは、空港→バス→KLセントラル駅→クアラルンプール駅という流れでこちらに来る予定。
空港で荷物を受け取り、まずはKLセントラル駅行きのバスに乗ったという連絡がきたので、宿でホッとする一同。
だらだらしながら待っていると、「なんかよくわからない場所で降ろされて絶望してます」という続報が! それはいけない!

クアラルンプールから西に10kmほど離れたところに降ろされたらしいそべさん。
こちらがろくなアドバイスもできないうちに、タクシーを捕まえて自力で脱出していました。
約束のクアラルンプール駅にたどり着いたとのことで、お迎えに行きました。でもいない。見当たらない…。

ドキドキしながらネットのある宿に戻って連絡を試みます。お互いの情報を突き合わせた結果、そべさんは合ってた! こっちが間違ってた!
「クアラルンプール駅で集合」と言いながら、私たちはパサールセニ駅という隣の違う駅に行っていたのです。

そのあとは、もうそべさんが自力で宿まで来てくれました。お手を煩わせてごめん…。
これにて、無事4人が合流しました!

ドミトリーの変人問題

まずはゆうこちゃんとそべさんをお互い紹介しつつ、そべさんがチェックインする前に、昨日のゆうこちゃんの話をしました。
ちょうど今、ヤツは部屋で寝ているということで、みんなでこっそり確認。背中にがっつりタトゥーが入っていて…たぶん全裸で寝ている…あれが寝室全裸放尿男か。

フロントに戻ったそべさんの感想は、「そんな部屋は嫌だ」。
というわけで、最終的にそべさんとゆうこちゃんは2段ベッドが1つだけの2人用ドミトリーに2人で入ることになりました。初対面の2人だけど、友だちの友だち同士だし、放尿野郎より安全なのは確実です。
ゆうこちゃんがとても安心した様子だったので、ホッとしました。

ちょい旅バトゥケイブ

まだ午前中だったので、クアラルンプール近郊にあるバトゥケイブという観光地へ行くことにしました。本来の集合場所だったクアラルンプール駅からバトゥケイブ駅まで電車で30分、乗り換えなしのらくらく旅です。

バトゥケイブに行くためバトゥケイブ駅に向かう一行
4人旅のスタート
なんなくバトゥケイブ駅に到着し、人の流れに乗ってあっという間にバトゥケイブがお目見えしました。その名の通り、ケイブ(洞窟)の中にあるヒンドゥー教の寺院で、聖地として多くの人が参拝に訪れるんだとか。毎年、タイプーサムという重要なお祭りがここで開かれるそうです。入場料はありがたいことに無料。
ケイブは長い長い階段の上にあるので、登る前からげんなりしつつ進みました。

像が大きいのか、人が小さいのか。分からなくなる巨大さ。
像が大きいのか、人が小さいのか。分からなくなるサイズ感。
お賽銭箱も大きい。リアル黒ひげ危機一髪ができるサイズ。
お賽銭箱もムダに大きい。リアル黒ひげ危機一髪ができるサイズ。
けっこうな勾配で下を見るのは怖い
けっこうな勾配で下を見るのは怖い
バトゥケイブの階段にはたくさんの猿がいます。いずれも観光客相手に腕を磨いた猛者ばかりで、食べられそうなものを手に持っていると襲われます。
猿が虎視眈々と獲物を狙っている
虎視眈々と獲物を狙っている
子連れの猿は人間から寄ってくるのでちょっと有利
子連れの猿は人間の方から寄ってくるのでちょっと有利
いっしょに登っている周りの多国籍な人たちと、励まし合うようなほほえみを交わすのに慣れてきた頃、ようやく階段を登り切りました。
バトゥケイブいち歓声の上がる景色
バトゥケイブいち歓声の上がる景色
中の寺院にはたくさんの参拝客
中の寺院にはたくさんの参拝客

一番奥の開けた場所。ヒンドゥー教は寺院がカラフル。 – Spherical Image – RICOH THETA

一番奥の開けた場所。ヒンドゥー教は寺院がカラフル。

思った以上に広い洞窟の中に、いくつかのお寺とお土産屋さんなどが建っています。お寺は中が混雑していて、入るのをためらうほどの参拝客の数でした。
一番奥は洞窟の天井がなく、光が降り注ぐ空間です。周りの盛況ぶりを見ていると、神秘的というより開放的という言葉の方が合う感じがしました。

一通りバトゥケイブを見て階段を下りる途中、ダークケイブという看板を発見。なにやら、真っ暗な洞窟をガイドさん付きで探検するアトラクションのようです。

ヘルメットとライトを持って出発!
面白そうだから参加! チケットは1人35MYR。
1人ずつヘルメットとライトが配られて、電気を消したら前の人も見えないような中を、ゆっくりと進んでいきます。
ガイドさんの説明を受けながら進むけど、全編英語だから必死。
説明が全編英語だから必死のリスニング。主に暗闇に住む虫についての話だった。
暗闇に開いた切れ目
暗闇に浮かぶ切れ目。ダークケイブのクライマックス。
洞窟内に住むクモやコオロギっぽい虫とか発見しつつ、折り返し地点に到達。そこには、上から光の差している空間がありました。暗さとの対比でぽっかり浮かんで見えます。
ここでひとしきり写真撮影した後、入り口へ引き返しました。
バトゥケイブを堪能した一同
堪能し切った一行。下りはけっこう急勾配で怖い。
バトゥケイブは、壮大なロケーションと、気軽なアドベンチャーを半日で体験できる楽しいスポットでした。

クアラルンプール最大の屋台街で晩ごはん

一度宿に戻って休憩したあと、また集まった一行。
そべさんによると、宿から歩いていける距離にクアラルンプール最大の屋台街、ジャランアローというのがあるらしく、そこで晩ごはんにしようということになりました。

暗くなるとともに人が増えるジャランアロー – Spherical Image – RICOH THETA

暗くなるとともに人が増えるジャランアロー

屋台というには規模の大きい店舗が軒を連ねるジャランアロー。呼び込み合戦が激しくて、10mごとに声をかけられます。なんなら同じ店の別のスタッフから3回くらい声がかかります。
メニューを物色しつつ一番奥まで進み、戻ってきて気になるお店に入りました。日本語メニューがあるお店。正直、どのお店も同じような料理と値段なので、メニューの読みやすさは大きなアドバンテージです。

肉骨茶と書いてバクテと読む。漢方的スパイスのスープで豚肉を煮込んだ健康料理。
肉骨茶と書いてバクテと読む。漢方的スパイスのスープで豚肉を煮込んだ健康料理。
葉物のにんにく炒めは外せない
葉物のにんにく炒めは外せない
ニョニャ風海老の鉄板焼き。甘辛い味付けが海老にマッチ。
ニョニャ風海老の鉄板焼き。甘辛い味付けが海老にマッチ。
料理はどれもおいしくて、特にバクテはスープもゴクゴク飲んでしまったほど。これ以外に数品と、ビール大瓶もみんなで2本飲んで、1人35MYRほどでした。

謎のアイスに興味を持ったそべさん
謎のアイスを注文してみたそべさん
薄く平たく伸ばしたアイスをくるくるしている
薄く平たく伸ばしたアイスをくるくる丸めた新感覚スイーツ
さも自分のものみたいな顔するとおるさん
さも自分のアイスみたいな顔するとおるさん

散歩の末にたどり着いた大都会

まんぷくになった一行は、腹ごなしに散歩することにしました。目的地はペトロナスツインタワー。わりと歩けるのでは? というゆるい感じで歩き始めて、30分ほどでタワーのお膝元に辿り着きました。
でも…ツインというわりに1本しかないような。

ペトロナス…ツインに見えないタワー
ペトロナス…ツインに見えないタワー
向きが悪いのかもしれない。というわけで、タワー内部を通ってナイスなロケーションを探すことにしました。

ペトロナスツインタワーの中はとても立派なショッピングモール
ペトロナスツインタワーの中はとても立派なショッピングモール
おしゃれ華やかすぎて近寄れない
おしゃれ華やかすぎて近寄れない
人がいっぱいいる広場に出たら、それはそれはきらびやかな光景が広がっていました。

巨大なクリスマスツリーにぶつかったかと思ったら、その奥では色とりどりの噴水ショーが繰り広げられ、人々が歓声を上げながら眺めています。振り返ると、巨大ツリーのさらに何倍も巨大な2つのタワー…。

写真のうまそうなおじさんがしゃがんで撮ってくれた渾身の一枚
写真のうまそうなおじさんがしゃがんで撮ってくれた渾身の一枚
ちょうど盛り上がっていた噴水ショーを楽しんだ後は、広場全景が見渡せるフォトスポットに移動しました。

タワー向かいの公園がフォトスポット
タワーから池を挟んで向かいの公園がフォトスポット
上から下までキラキラしている
上から下までキラキラしている
1日でクアラルンプールをギュッと味わって、帰りは電車でサクッと帰りました。
今日はみんなぐっすり眠れるはず。

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