ナマステ!とおるです!
同じ街に何週間も滞在することを、旅人の間で「沈没」と言います。僕たちはインドの首都デリーという街に7日間滞在するので、プチ沈没と言ったところでしょうか。
それはそうと、最近インド人にヒゲを褒められる回数が増えました。
Nice beard! You look like a scientist!
(かっこいいヒゲだね!科学者みたいだ!)
ホンマかいな!近況報告です!
1億円の夢の続き
以前ドバイで1億円が当たる宝くじを買った僕たち。
毎日13時2分にドバイに向かって祈りを捧げた僕たち。
実のところ祈る時間は前後していたし、方角も適当だった僕たち。
僕たちの運命が決まったのは、5月23日 午前11時(ドバイ時間)。
果たしてその結果は……?
ハズレ!(人生は甘くない!)
購入してから約1ヶ月半。毎日の祈りはもちろん、1億円が当たったときのことを2人で妄想した時間はとてもキラキラしていて、かけがえのないものになりました。そのことを考えたら、宝くじの値段(3万円)なんて安いものです。ホント、泣いてないもん(グスン)。
あー、だれか1億円くれないかな。
髪を切りました
去年の9月に髪を切ってから、ずーっと伸び続けて70年代のフォークソング歌手みたいになっていた僕。このたび、ここインドの地で髪を切ってもらいました。
インドにも普通の美容室があるのですが、外に鏡と椅子が置いてある青空床屋さんも結構見かけます。せっかくなので青空床屋で切ってもらいました。1回100ルピー(約170円)という破格のお値段です。
そして切ってもらった結果がこちら。伸び放題で鬱陶しかった髪が、ずいぶんとスッキリしました。ただ、モミアゲがスパーッとなってたり、前髪がパッツンだったりしたので、後日なっちゃんのハサミを借りて適当に調整しました…。初めて自分で自分の髪を切ったなぁ。
旅の話
インドール
本当はアウランガーバードからジョードプルに移動したかったのだけど、バスで24時間移動という響きに怖気づいて、中間にあるインドールに1泊しました。到着早々オートリキシャ(Taxiみたいなやつ)のドライバーと揉めるなどしましたが、旅人レベルの上がった僕たちの敵ではありませんでした。
ドライバーA「80ルピーだ!どこ行くんだ?」
ドライバーB「こっちは60ルピーだ!」
ドライバーC「20!20!」
ぼくたち(行き先聞かずに値段言われても…)
みたいなやり取りの後、思いっきり揉めましたがどうにか目的地にたどり着きました。
ジョードプル
青い街。
崖の上に立派な城砦がある街。
ワンピースのアラバスタ王国のモデルになったと噂されている街。
いろんな顔がありますが、僕にとってはマンゴージュースが美味しい街です。
街も宿も居心地が良く、2泊の予定を4泊に延長してプチ沈没してみました。
泊まった宿の屋上に見覚えのあるキャラクターが描いてあって、下に書いてある名前で検索すると作者さんのブログを発見。どうやら世界一周をしてらっしゃる様子。コメントで連絡してみると、実はベトナムで1度お会いしていたことが判明して勝手に興奮してました。
絵心のない二人がホテルの壁に “絵を描いて” と頼まれた結果…
※ 上記リンクのコメント欄で興奮する様子が垣間見えます
ジャイプル
ジャイプルはピンク色の街並みが見どころですが、僕はジャイプルの郊外にあるチャンド・バオリの方が印象に残っています。ネパールを一緒に旅したマミちゃんオススメのスポット。マミちゃんは来たことがある訳じゃなくて、「落下の王国」という映画で観て気になっていたそうな。映画が気になります…。
ローカルバスで片道2時間、見どころもこれしかなくて15分くらいで見れちゃうので、ちょっと時間的なコスパは悪いですが、オススメです。ジャイプルとアーグラの中間くらいにあるので、その間を移動する時に寄り道するのが効率いいのかも。荷物と体力と時間と相談して是非。
アーグラ
「あ、これはインドだわ」という観光地。過去のブログ情報から年々入場料が上がっているようですが、行く価値あると思います。ちなみに2017年5月現在1000ルピー。それでも遠くから、足元から、いつまでも眺めていられる美しさがありました。
中にも入れますが、中に入った僕曰く「タージマハルは外から見るのがいい」とのことです。
リシケシ
ヨガの聖地リシケシ。かつて、あのビートルズもヨガの修行をしにきたそうです。この地で僕たちも朝ヨガに励みました。朝の6時からヨガをして、清々しい気持ちで1日が始まる日々。この旅で一番健康的な気持ちでした。
そしてもう一つの目的、ガンジス川で沐浴も達成しました。ガンジス川で沐浴というとバラナシという街が有名ですが、それと同時にガンジス川=臭い&汚いというイメージも有名だと思います。ところがリシケシを流れるガンジス川はバラナシよりも遥か上流にあるので、僕たちが怖気付かない程度には綺麗でした。ただし、水がめちゃくちゃ冷たい!
ちなみにリシケシではラフティングもできるみたいなので、聖なるガンジス川でラフティングというワイルドな体験をしてみるのも面白いですね。
デリー
そして現在地デリー。多くの旅人がデリーの人々にうんざりするとかしないとか、他の地域のインド人がデリーのやつらはクレイジーだと言ったとか言わないとか、詐欺師に騙されて5万円のツアーを組まされたとか組まされてないとか、そういう街デリー。
確かにコンノートプレイスではフレンドリーに話しかけてきたインド人が最終的に観光案内所に連れて行こうとしたり、トゥクトゥクに乗せようとしてきたりしました。でも旅人レベルが上がってきた僕たちは、彼らについて行くこともなく平穏に過ごせています。
そんなことよりもデリーには安くて美味しいお店が沢山あるので、僕たちにとってはこっちの方が魅力的です。こうしてなっちゃんとプチ沈没しながらインド旅行を振り返ったり、たまに街に繰り出して1杯30ルピー(約50円)のラッシーを飲んで、次の目的地キルギスについて思いを馳せる時間が、たまらなく幸せです。
キルギスでは肉を食べるぞー!