ナマステ、ナマステ、とおるです。
出会った旅人の多くからから「インドヤバイ」と聞いて、「インドコワイ」なんて言いながらインドに入国して2週間が経過しました。果たして僕たちはインドに馴染むことができたのか?近況報告です!
旅路
僕たちは南インドのチェンナイという街から入国しました。南から入って北上していき、ニューデリーという街までインドを縦断しようという計画です。
ここまでチェンナイ〜バンガロール〜ハンピ〜ゴア〜ムンバイ〜アウランガーバードと移動して、現在はアウランガーバードの快適な宿で南インドの振り返りと、これからの旅程を考えているところです。
チェンナイ
チェンナイには広いビーチがあるらしいとの情報をキャッチした僕たちは、早速ビーチの様子を見にいきました。ビーチに着いて長〜い土産物屋さんの列を抜けると、そこには沢山の地元の人々で混雑する海が広がっていました。
僕たちは「思ってたんと違う!」などと言いながら、波に揉まれてはしゃぐ地元の子供を眺めるだけ眺めて、その場を立ち去りましたとさ。
チェンナイで行ったもうひとつの観光名所、マハーバリプラムにある「クリシュナのバターボール」。斜面にくっついてる今にも転がり落ちそうなこの大きな岩は、象に引かせても落ちなかったそうです。それをいくらなっちゃんが巨大化して押してみたところで落ちるわけもなく…。岩の影は人々の憩いの場となっていました。
バンガロール
バンガロールは「インドのシリコンバレー」とも呼ばれているほどIT産業が活発な都市で、外資系の企業もたくさん見かけました。IT系の人間として見ておかねばと思って行きましたが、特にIT系っぽいことには触れず…。
ハンピ
ハンピは個人的お気に入りスポットのひとつで、時間があれば長く滞在してのんびりしたい村でした。高いところに登って、岩しかない景色を眺めながらお昼寝したい…そういう村。気温が高くて熱中症になりかけた…いやむしろ熱中症になっていたので、宿はエアコン付きの部屋に泊まりたいところです。冷たい水のペットボトルを買って、抱いて寝る生活でした。
あと、日本人の旅行者がたくさんいました。実は人気スポットなのか、滞在期間がゴールデンウィークと被っていたからなのかは不明。
ゴア
ゴアはインド屈指のビーチリゾートです。ここでは僕たちも地元民の迫力に押されることなくエンジョイすることができました。ゴアも居心地が良くて、思わず4泊してしまうほど。ビールは安いわ、ビーフは食べられるわで、楽園のようでした。
どうやらこの辺りはフランシスコ・ザビエルが活躍した地らしく、キリスト教徒が多いようです。そのためか、ヒンドゥ教では食べられない牛肉もメニューに並んでいるのかな。あと何故かこの地域だけ酒税が安いとかなんとか。
ムンバイ
ムンバイは久しぶりにインドの街に帰ってきた!という感じがしました。意外と宿泊費が高くて滞在は短かったのですが、コンパクトに見所を回れてよかったです。建物がちょっとイギリスっぽい感じで(行ったことないのでイメージですが)、イギリス統治時代の名残が感じられました。イメージですが…。
アウランガーバード
ムンバイから夜行列車に乗ってアウランガーバードへ。インドの夜行列車に乗ってみたかったので利用しましたが、もういいかな…。SLクラス(寝台指定席の中で一番安いクラス)だったからか、なかなかヘビーな体験でした。寝てる僕の足元に腰かける人、床で寝る人、座席の取り合いで揉める人…。指定席ちゃうんかい!
それは置いといて、アウランガーバードではエローラの石窟寺院を観光しました。岩を削って造られた寺院は、言ってみれば巨大な彫刻。なかなか見ごたえがありました。あと外国人が珍しいのか、インド人に次々話しかけられて、めっちゃ写真撮られました。
「Excuse me, one picture please!」(パシャ、パシャ、パシャ)
(1枚じゃないんだ…)
(角度を変えて)(パシャ、パシャ)
「インドヤバイ」?
「インドヤバクナイ」です。今のところ。人懐っこくて、話しかけてきたり、優しかったり、小さな親切が大きなお世話だったりしますが、善意の塊みたいな人が多いです。中には悪い人もいるかもしれませんが、今のところ出会ってないです。
ただ、ラッシュ時の電車は気をつけたほうがいいと思います。電車が止まる前から人が乗り込んできて基本的に譲らないので、降りれなくなります。先の夜行列車のことと合わせて、電車に関しては「インドヤバイ」かもしれません。
延長お願いします
と、まあ無事インドに順応した僕たち。1ヶ月滞在の予定でキルギス行きの航空券をとっていたのですが、行きたいところが多すぎて旅程を2週間ずらしました。チェンナイの空港で取ったVISAが何故か2ヶ月有効だったのがラッキーでした。1ヶ月のシングルVISAと聞いていたんだけどな…。ラッキー!