どーも、なつみです!
英語に慣れるために短期の英語留学をした私たちですが、1ヶ月というのはびっくりするほど短くて、本当にあっという間の学生生活でした。
私たちの通った学校、CROSS×ROADについて紹介します。
どんな学校?
フィリピンのセブ島にある”旅人たちのための英会話スクール”です。その名の通り、旅行を楽しくするために英語を学びたいという人が多く来ていて、旅仲間が見つかる学校です。
私たちには3人の同期入学生(バッチメイトと呼ばれる)がいて、5人で話したり遊んだり、励ましあったりできました。なんと5人とも卒業後に海外旅行の予定だったので、これからの旅のことをよく相談し合いました。
もちろん、旅行以外の目的の人もたくさんいます。いろんな目的を持った、いろんな背景の人がいるので、知らない世界の話を聞けることが多くて面白いです。ちなみに、私たちがいた間の生徒はみんな日本人でした。
オーナー夫妻、マネージャー夫妻は共に日本人で、いつも近くにいてくれているので、困ったときの相談がしやすく安心です。
だいじな食事
金曜の夜と、土日の昼・夜以外は、食事棟でごはんが出ます。おかずはどれもおいしくて、フィリピンらしいメニューから日本のメニューまで、日本人が食べやすい味です。いつも学校のごはんで満足してしまって、近所のグルメ探索がはかどらないほどでした。
生徒が集まる時間でもあるので、新しい人と知り合ったり、話が弾みすぎて19時の夕食から23時の消灯までしゃべり倒すこともありました。
寮と部屋
寮は邸宅です。キッチンやバスルーム、いくつかの部屋がある家に何人かの生徒が住む、ゆるいシェアハウスです。入学を申し込むときに、個室やドミトリーなど、部屋のタイプも選べます。私たちは専用バスルーム付きの2人部屋にしました。
2人部屋はとても広くて、ダブルベッドに2人用の勉強机とイスがあります。ドミトリーも覗いたんですが、2段ベッドじゃなくて1人ずつ大きなベッドと机セットがあり、そちらも快適そうでした。
授業の雰囲気
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
遊んでるけど遊びじゃないんです
授業は基本的に先生とマンツーマンです。個室の場合は、先生が部屋まで来てくれます。ドミトリーの場合は、寮の共有スペースを使います。私たちは個室だけど2人だったので、とおるさんが毎回共有スペースに行ってくれていました。
内容は入学して最初に、マネージャーさんと相談して決めます。英語学習の目的、重視したいスキル、気になる教科書などなど、話しながらスケジュールを作っていきます。私が選んだ教科書は”簡単な文をパッと言えるようにする”系と、”発音を良くする”系、あと”テーマに沿って意見交換する”系です。
基本的には教科書に沿って進んでいきますが、先生と仲良くなるとちょっとずつ雑談できるようになってきます。上の写真はそのとき撮ったもの。
机の上に置いていたTHETAに先生が興味を持って「それ何の機械?」と聞いてくれたので、「これはグレートなカメラで、360°撮れるのであります!」と言いつつ1枚。
こういうちょっとしたアドリブなやりとりを、少しずつ英語でできるようになっていくのが楽しかったです。
教科書はいつでも変更ができるし、相性が悪い場合は先生を変えてもらうこともできます。私は幸い良い先生ばかりだったので、そのまま最後までお世話になりました。
自由な校風
韓国系の学校には、使用言語や外出の制限を行う”スパルタ”という校風があったりするんですが、CROSS×ROADは何もありません。好きなだけ日本語で話して、外出できます。外泊も自由です。
学校を検討中のときは「娯楽が少ない山奥もいいな」とか言っていたのですが、いざ毎週のように友達と遊びに出るようになると「リゾートのセブにしてよかった」と心底思いました。
授業は楽しいんですが、10年ぶりの1日中勉強生活は熱が出るほどストレスが溜まりました。息抜きすることは、頑張ることと同じくらい大事だなぁと体で実感。
入学前にSkype相談もできる
4週間以上滞在する人は、日本にいる間にSkypeで相談したり、アドバイスをもらったりすることができます。私たちは、マネージャーで熟練旅人でもあるだいすけさんに、学校のことから世界一周のことまでいろいろ教えてもらいました。
こんな人にピッタリ
私の感想ですが、”ストレス少なめの楽しい留学にしたい大人”に向いていると思います。食事も部屋も校風も、日本人にとって負担がかからないようになっています。
ただし、その分”勉強したい”という気持ちが強くないと甘えてしまう環境でもあります。
なので「自分でお金を貯めて、都合をつけて、ここに来たんだ」という現実が、たまに頭をかすめるくらいの大人におすすめです。
私の成果発表
最後に私の成果ですが、目標の”最低限の旅行英会話ができるようになる”は達成できたと思います。
レストランに入ったときに「トゥー!」と単語を叫んでいたのが、「Do you have a table for two?」みたいな文章になり、「Could you〜?」「Can I〜?」といった定番フレーズは考え込まずに出るようになりました。
超短期でしたが、留学して本当によかったです。
そして今は、英語話者とまともな雑談ができないことに悔しさを感じています。
宿で同室になった人たちや、ツアーガイドをしてくれる人たち。なんでもない会話ほど半分以下しか理解できなかったり、自分の言いたいことが表現できなかったり。こっちの質問への回答を聞き取れずに気まずくなるのが嫌で黙ってしまったり。
少しだけできるようになったら、何もできなかったときより、できないことが分かるようになりました。
旅行中は忘れる間もなく悔しい瞬間がやってくるので、実戦を経て精進していこうと思います。