ベトナム:バンメトートへのバスを探して

2017/02/05当時:10,000VND(ベトナムドン)=約50円。

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カップルに見えるけどだいたいバイクタクシー
ダラットには昨日着いたばかりだけど、すでに次の町バンメトートに明日の宿を予約している。
というわけで今日の目標は、バンメトートまでの交通手段の探索。
ダラットからバンメトートまでのバスについてはネットで情報が見つからなかったので、足で探すしかない。

iPhone - 494まずは宿で朝食をいただく。
食事とドリンクを選択できたので、パンとジャムセットにミルクコーヒーを選んだ。
出てきたのはフランスパンにイチゴジャムとバター、そしてバナナにミルクコーヒー。
想像以上にしっかりした中身で、しかもジャムがおいしい! 聞けば宿の自家製ジャムだそうな。
そういえば、ダラットはイチゴの産地としても有名だった。ダラットに隙なし。
とおるさんの選んだオムレツセットもおいしそうだった。

朝から大満足で宿を出て、まずは湖まで行くことにした…が、歩き出してすぐ腹痛!
外から”WC”という文字が見えた店に、何屋かも確認せず駆け込む。

社会的一命をとりとめて戻ってくると、とおるさんは二度目の朝食を食べていた。
立派なフランスパンに、牛肉と何かのペーストや野菜が挟まっている。贅沢なバインミーみたいだ。
どうやら鉄板焼き具材がウリのバインミーレストランのようで、飲み物単品がなく食事を頼むハメになったらしい。
私のお腹が軟弱なせいで申し訳ない。でもバインミーはおいしかった。

iPhone - 501気を取り直して湖に到着。懐かしのアヒルボートが浮かぶ湖の周りを歩いた。

iPhone - 499お昼はどうしようかとレストランを覗いたけどさすが観光地、高い…。
とおるさんのお腹もいっぱいだし、諦めたところで昨日のバスターミナルへリベンジしに行く。

ダラットでは、マイリンというタクシー会社を選ぶと良いらしい。

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マイリンタクシーの見た目
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きれいな車内にていねいなドライバーさん
試してみると普通にメーター制で、目的地まで正確に届けてくれた。

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バスターミナルに到着
バスターミナルでは、まずインフォメーションのお姉さんに聞いてみた。
すると「ダラット行きのバスは自分で電話して呼んで」という回答。
バスを電話で呼ぶ? なにそのシステム初耳…。

電話先は英語OK? いつでも呼べるのかな?
バスがまるっと1台来たとして、客が私たち2人だけだったら値段は高くなるんだろうか?
お姉さんも値段までは分からないと言うし、バンメトート行きが不安になってくる。

そのままフラフラとバスの発着場にいくと、いろんな行き先のバスが停まっていた。
その中に、バンメトートより少し先の”Gia Lai”という地名を見つけた。ダラットからだと、バンメトートを通過しそうなルートだ。
もしかして…と思い、近くのドライバーのおじさんに話しかけてみた。

「バンメトートに行きたいんだけど…」
「今から?」
「いや、明日」
「それなら、1日4便あるから明日の朝にまた来な」

それからおじさんは、5時・7時・9時・11時の4便あること、前半は130000ドン(約650円)で後半が110000ドン(約550円)なこと、出発場所はどこかとていねいに教えてくれた。
1日、4便! ルートはちゃんと存在してる! よかった!

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これは昨日「チケットはない」と言われたカウンター
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10番にバンメトート行きの時刻が書いてあるけど古い情報だった
ポジティブかつ信頼できそうな情報が手に入ったので、ホクホクでバスターミナルを出た。
つい帰りのバイクタクシーのおじさんとの交渉もノリノリになる。

「2人で60000ドン(約300円)で送るよ!」
「私たち湖から普通のタクシーで48000ドンで来たんだよ。高いよ」
「やっぱ50000ドンでいい!」
「高ーい! 40000ドン」
「いやいや、50000ドンは譲らないよ」
「じゃあ乗らない。バイバーイ!」
「分かった! 40000ドンだ!」
「おっけー!」

実はベトナムでバイクタクシーは初めてだったので相場は知らないのだが、快適なタクシーより高いのは嫌だった。それならタクシーに乗る。

帰りの道すがらバイクタクシーのおじさんと話したところ、彼はダラット出身で子供が2人いるとのこと。
「ダラットはいいところだろ」と嬉しそうに見所を指差して教えてくれた。

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「あれがお前の旦那だ」と教えてくれるおじさん。知ってるよ。

また湖で降りて、今度はダラット市場に向かった。

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市場前の様子
市場前のメインストリートにはたくさんの露店が並び、とても賑わっていた。

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野菜はどれも新鮮そう
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アーティチョークも名産
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イチゴ用の調味料は昼ごはんにも使える
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商品の積み方に気合が入っていた
ホーチミンで見たのより新鮮そうな野菜、フルーツ、イチゴ、イチゴ、イチゴ…。
興味を惹かれたけど、なかなかきれいな生イチゴがなかったので断念。

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裏通りにはKARAOKEもある
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地元の人の日用品市場もある
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カフェでひと休み
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だんだんコーヒーにお茶がついてくるのは当たり前の気分になってくる
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ドライフルーツ類も充実の品揃え
だいたい見て回り足も疲れてきたので、砂糖をまぶしたイチゴとワイン1本だけ買って早めに帰った。

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イチゴとワイン
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宿の入り口
夜は宿で食べると決めていた。宿はその名も”Pizza Tet Hostel”。一階にピザ自慢のレストランがあるのだ。
部屋はドミトリーなのに居心地がよかったので、Netflixであいのりを観たりして夜まで過ごす。

お腹が空いてきたらいそいそと一階に降り、ピザ、ポテト、チキンにビールを欲望のままに注文してかぶりついた。

iPhone - 540なんだかクセになる味の粉がかかったポテト。
ピザはふかふか生地にたっぷり乗ったトマトがジューシィ。

iPhone - 541パン粉焼きとかこの旅中で初めて見た…。サクサクでおいしい。
お腹をパンパンにして、のそのそと部屋に引き上げ、荷物をパッキングして早めに寝た。
明日は果たしてバンメトートに行けるのか否か。行けないと困る!

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