2016/12/22当時:1THB(タイバーツ)=約3.4円どーも、なつみです!
タイのルートを考えていたときクラビに行こうと言ったのはとおるさんなのですが、その理由は温泉があるから。
無類の食好きであり、温泉好きでもあるまんぷく夫婦としてはぜひ行っておきたい。というわけで、クラビの温泉をずっと楽しみにしていました。
そして、その近くにはエメラルド色の美しい温水プールがあるとのこと!
タイでプールと温泉を日帰りで楽しめるなんてステキ…。
手段はバイク
天気はくもり時々雨。雨で濡れたり風で冷えたりしながらバイク一貫で突き進みます。
大きな道路に出たあたりでいよいよ雨が強くなってきたので、近くのチャイニーズレストランに朝ごはん兼避難のため入りました。
お粥も肉まんもシューマイも、どれもほっとする温かさとおいしさ。緑色のギョーザとかシューマイって、なんだか特別感があってつい注文してしまいます。特に緑色&エビのタッグに弱いかも。
雨が弱まり、体も温まったので再出発! この後も雨にビシビシやられながら進みました。
エメラルドプール到着
maps.meのナビとにらめっこしながら走り続けること1時間ちょい。お尻が痛いを通り越してマヒし始めたあたりで、やっと到着! まずはエメラルドプールです。
駐車場に10バーツでバイクをとめたら、お土産屋さん通りを抜けてエントランスへ向かいます。入場料は1人200バーツでした。
この自然保護区には泳げるエメラルドプールと泳げないブループールがあるとのことで、まずはブループールを見ることにしました。
なにしろ雨で寒いので、濡れたままあんまり歩き回りたくなかったのです。
ブループールはエメラルドプールより奥にあるので、入り口から20分ほど雨の中を歩きました。
ブループールはその名の通り、青い泉でした。たまに雲の切れ間から差す光に照らされて、ぼんやり明るくなる神秘的な景色。
隣の中国人の親子が大拍手していたので喜びすぎではと思っていたら、ここで手を叩くと水中から湧く気泡の速度がちょっと速くなるという噂があるそうな。
ブループールから少し戻って、エメラルドプールに到着です!
エメラルド…きっと晴れていたらきれいなエメラルド色だったはず。彩度低めな緑色のプールは、朝から思いのほかにぎわっていました。
いざ中に入って水温は…冷たすぎず、温かくはない。雨のせいで水温が下がっているのか、聞いてた話よりは冷ため。うーん、寒い…。
なんだかんだでバッチリ泳いで楽しみました。プールというだけあって、広くて深くてワクワクできる場所でした。
けっきょく濡れた状態でブルブル震えながら駐車場に戻り、はやく温まりたい一心で温泉へ。
クロントム天然温泉は、エメラルドプールから10分ほど来た道を戻ったところにあります。
最初は”Hot Spring”で探していたのですが、違いました。”Hot Stream Waterfall”という名前で看板や地図に載っています。
お待ちかねの温泉!
これがクロントム温泉のゲートです。駐車場でバイクは5バーツ、ゲートで入場料の90バーツを払って中に入ります。
ゲートから温泉までは徒歩10分ほど離れていて、有料のゴルフカートみたいな乗り物も走っています。
やっているのかいないのか、無人のプールや公園を抜けると行き止まりの川が現れました。
滝の流れが岩に溜まりながら下っていき、一番下の川に流れ込んでいます。
水温は…あったかい! これは温泉! ちゃんと温泉だー!!
ほかほかの湯気…!
2人とも抑えきれない満面の笑みでお湯に浸かりました。
段になった岩ごとに温度や深さが違い、好みの湯船を探すのも楽しくてニヤニヤしながら入ったり上がったり。
のぼせそうになったら、温泉から天然スライダーで冷たい川に入れます。
とおるさんが入った時はヘビがいっしょに泳いでいたらしく、隣で見ていた外国人男性が慌てていました。
私も川に突入!
私たちはここの湯船が一番気に入ってゆっくりしていました。
水着なことを差し引いても気持ちいい。何時間でも入っていられるね。と話していたけど、日が暮れそうな時間になってきたのでさすがに帰り支度。
後ろ髪をグイグイひかれながら、また1時間強の道のりをバイクで帰りました。
クロントム天然温泉はアクセスが悪いのが難点ですが、クラビにまた旅行したら必ず行きたい場所です。
心から満足できる本物の温泉でした。
寄り道した市場で
クラビタウンに戻る途中、惣菜多めの市場を見つけたので晩ごはんを買って帰りました。
ごはんはもち米です。もち米大好きなので、市場で炊いてあるもち米を買えるのがタイの嬉しいところ。
奥のサラダっぽいものは、「ソムタムありますか?」「今日はないのよ〜。コレならあるよ!」と言うやりとりで渡されたコレ。ちょっと辛くて、トマトにかまぼこ?に、謎のぬめった食感…。やっぱり、ソムタムがよかったなぁ。
フィリピンでいっしょに旅したゆうこちゃんから、「酸っぱいマンゴーもおいしい」と聞いたので、市場で酸っぱいマンゴーを入手!
お店のおばちゃんに「それ酸っぱいよ? 甘くないよ、酸っぱいやつだよ!」と釘を刺されながら購入しました。
酸っぱいマンゴーは爽やかな酸味で本当においしくて、朝ごはんにピッタリ。
心配していた(お店のおばちゃんがなぜか爆笑しながら売ってくれた)チクチクの実も、むいてみると大きな豆みたいな甘いフルーツでした。
市場で謎のフルーツを買ってみるのは、謎のサラダを買うよりリスクが低くておすすめです。