どーも、なつみです!
シンガポールは色んな人から聞いていた通り、きれいで最先端な国でした。滞在中は上ばかり見ていて、ずっと口が開いていたような…。
鳥の楽園バードパーク
早朝にフィリピンからシンガポールへ到着して、宿に荷物を置かせてもらったら、すぐに観光へ出発です。シンガポールは物価が高いと聞いていたので、3泊4日に気合を込めて挑みました。
まずはバードパークへ。その名の通りの場所ですが、最初はここの存在すら知りませんでした。
世界一の動物園と謳われるシンガポール動物園に行くためにチケットを買おうとしたところ、「どうせならココも行きなよ!」とばかりにセットチケットが表示されたのです。そこには、シンガポール動物園の他に、バードパーク、リバーサファリ、ナイトサファリというパーク名が並んでいました。
「けっこうお得みたいだし、行こっか!」というノリでぜんぶ盛りを購入。
バードパークは、街の中心部から電車とバスを乗り継いで行きます。
この後しばらくは、きれいだけど普通な展示だな〜と思いながらフラミンゴとか見ていたのですが、「鳥のいる檻に入ってみよう」コーナーを見つけました。そこはとても巨大な檻で、鳥が人間より自由に道を歩き、目の前を飛び回る空間。しかも雰囲気がとってもよかったんです。
一羽一羽を観賞するというよりは、鳥がそこらじゅうにいる状況を楽しむような、「これがこのパークの真髄か!」と思うような一番楽しいコーナーでした。コーナーというには大規模ですが。
シンガポールっぽいもの
バードパークをまわってお腹ペコペコになったので、最寄り駅隣の立派なショッピングモールでお昼を食べることにしました。
「まずはシンガポールっぽいもの食べたいよね」
というのが今の2人の気分。そして見つけたこのお店に速攻でイン!
前言撤回すぎですが、見つけたものはしょうがない。しかもひと皿2カンで120円と、高くない。
日本人として、世界のお寿司も調査しなければ…などと言い訳しつつ席に座り、お茶を入れて醤油皿を用意しました。すごく落ち着く。
メニューはマグロ、タコ、鯖、玉子とスタンダードなものはバッチリ押さえてあり、豆が詰まったいなり寿司や惣菜的なものまでバラエティ豊富です。
肝心の味は…うん、いける!
元々の期待値が低かったせいか、普通においしくいただきました。スシローくらいの値段で、スシローくらいのお寿司が食べられます。お寿司欲が満たせました。
ちなみに寿司Expressという名に恥じぬExpressぶりで、回転速度が早かったです。その速度はトング付きで回ってくるガリを諦めるほどでした。
また手頃なお寿司屋さんを見かけたら、各地で試していきたいと思います。ちなみに今のお寿司的な目標は、南アフリカにあるという寿司食べ放題の店に行くことです。
今日はなんだかマーライオンな気分…
ご飯を食べて元気が出たので、次の目的地に向かいます。その名も巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ!
電車を乗り継ぎ、ちょっと歩いて、チケット売り場のお姉さんのところにたどり着きました。
「大人2人の入場券と、あの高い所歩けるやつのチケットください」
「今日は高い所の下でイベントがあって、専用チケットがないと入れないんです。チケットはお持ちですか?」
「えっ。ないです。そのチケットもください」
「オンラインじゃないと買えないんです」
「ええーーーっ」
それは…ちょっと旅行者に対してハードル高すぎでは…。それとも私のリスニング力が低すぎて、英語を聞き間違ったんだろうか。
でも、まだ明日と明後日があるから今日のところは諦めよう。帰って調べよう。そうしよう。
というわけで、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを後にした私たちの目の前にそびえ立っていたのは、かのマリーナ・ベイサンズでした。
あまり”高級”にお金を使うつもりのない私たちにとっては、とてもきれいで広くて涼しい通路でした…。ホテルからショッピングモールを通って、そのまま外に出ると、大きな池を挟んで向こう側に何かが見えました。
目的を失ってしまった私たちの前に、タイミングよく現れたマーライオン。そこまでの距離なんて関係ありません。歩いて向かうことにしました。
正確には、電車とかバスで体力的に楽して行こうとしたけど、調べるのが面倒になったので脳みそ的に楽な方法にしました。
レインボー食パンアイス
炎天下を歩き始めて20分ほどすると、アイスの屋台が見えてきました。フィリピンの英語学校の先生からオススメと聞いていた、レインボー食パンアイスです。
なんだそりゃって食べ物ですが、そのまんま、レインボーな食パンにアイスが挟まった食べ物です。1シンガポールドル(約80円)で、食パン1枚に4種類くらいのアイスが入っています。
マリーナ・ベイサンズ界隈でシンガポール随一の物価を見せつけられていた私には、輝く宝石のようなお値段でした。
マーライオンとご対面
1時間ほど歩き続けて、やっとマーライオンにたどり着きました。豆粒みたいな状態から見つめ続けてきたので、「こんなに大きくなって…」と感慨深いものがあります。電車やバスでサクッと来ていたら、こういう気持ちにはならなかったかもしれません。
正直、評判がイマイチだったので期待していなかったのですが、見に来てよかったです。ひとそれぞれ、感じ方が違うんだなぁ。自分で体感しなきゃ、実際のとこは分からないもんだなぁ。と、しみじみ実感したマーライオン広場でした。
マーライオンは見つめるのは…マリーナ・ベイサンズ、ではないようだ。 – Spherical Image – RICOH THETA
マーライオンは見つめるのは…マリーナ・ベイサンズ、ではないようだ。
このあとは2人でひとしきりベタな記念写真を撮り、へとへとになりながら宿へ戻ってシンガポールの1日目は終わりました。