アイスラウンド前半戦!近況報告

レンタカー屋さんに飾ってあったアイスランドの地図
レンタカー屋さんに飾ってあったアイスランドの地図

ゴーザンダイイン!とおるです!

いよいよ始まったアイスランドラウンド、略してアイスラウンド!早くも半分が経過してしまいました。僕の中でこのアイスラウンドが旅の中間地点みたいな気持ちでいたので、中間地点の中間にいるってことですね。

アイスラウンドの前半を終えての感想は「とにかく最高」。近況報告です!

旅の仲間たち

出発前に一枚。みんないい人で最高です。
出発前に一枚。みんないい人で最高です。

アイスランドは僕たち夫婦を含めた5人でラウンドしています。みんなクロスロード(英語学校)の卒業生。旅人の縁というやつを感じます。

  • おすぎさん – このブログにもちょいちょい出てくるおっちゃん。クロスロードの同期。
  • はっつさん – ひとり旅で色んなことに挑戦している女の子。期間は被ってないけど、クロスロードの先輩。おすぎさん経由で知り合った。
  • あいちゃん – 同じくひとり旅で世界を飛び回る女の子。期間は被ってないけど、クロスロードの後輩。おすぎさん経由で知り合った。

基本的にこの5人で周っていますが、偶然が重なりに重なって奇跡的な合流を果たしたカップルがいます。どんな偶然と奇跡が重なったかを綴るには、紙面が狭すぎるので省略。書けそうだったらいつか書きます。

  • りゅーじんさん – 豊富な旅経験とワーキングホリデー経験をもつ、上級者な男の子。クロスロードは卒業していないが、縁があるらしい。
  • くみさん – なんと、このブログを読んでくれていて、いつか会えたらと思っていてくれた女の子。クロスロードの卒業生。

この2人とは世界一周の時期とルートが似ていて、何度もニアミスを繰り返していたようです。ネパールの憲武珈琲店のゲストブックにもレスをしてくれたらしく、写真を見せてもらいました。そんな2人も偶然アイスランドを回ることになって、ようやく会えた、という感じ。

旅路

反時計回りにぐぐーっとまわります

アイスランド南西部にある首都レイキャビクから、国道1号線(リングロード)を反時計回りに周ります。今日はとりあえず北の拠点アークレイリまで移動。

DAY1 – 集結

Airbnbで借りた家で最初のディナーと団欒
Airbnbで借りた家で最初のディナーと団欒

僕たちとおすぎさんはデンマークも一緒だったので、そのまま同じ飛行機でアイスランドへ上陸。あいちゃんが先に着いてて、はっつさんがもう少し遅い便だったので先にレンタカーを借りました。

そしてこのとき、偶然の賜物でりゅーじんさんだけ合流して6人に。車は5人乗りなので、はっつさんが到着する前に宿にチェックインして戻ってくることにしました。

その後、食料を買いにスーパーマーケットへ。頼りにしていたBONUSというスーパーは18時半に閉まったとかで路頭に迷いましたが、なんとか食料を確保。みんなの旅の話やアイスランドの計画を話しながら温かいご飯を食べました。

DAY2 – ゴールデンサークル

「おすぎさん、いつもの撮ろう」でとってくれるポーズ
「おすぎさん、いつもの撮ろう」でとってくれるポーズ

2日目はシンクヴェトリル国立公園、ゲイシール、グトルフォスの滝、ケリズ火口湖という、ゴールデンサークルと呼ばれるエリアを周りました。

見どころ満載な2日目ですが、車で走ってるだけで絶景が広がっていて、みんなでワーワー言ってました。

ゲイシールにあるストロックル間欠泉。熱湯が高く吹き出す。
ゲイシールにあるストロックル間欠泉。熱湯が高く吹き出す。

グトルフォス。ゴォウゴォウ鳴って、飛沫を撒き散らす。
グトルフォス。ゴォウゴォウ鳴って、飛沫を撒き散らす。

ケリズ火口湖は僕たちに「君の名は。」と呼ばれていた
ケリズ火口湖は僕たちに「君の名は。」と呼ばれていた

DAY3 – 滝、滝、パフィン、キャンプ

裏側を歩ける滝、セリャラントスフォス
裏側を歩ける滝、セリャラントスフォス

3日目は滝を巡りながら南へ、東へ。

セリャラントスフォスは裏側を歩ける滝。勢いよく落ちた水の衝撃で吹き上げる風と、それに運ばれる飛沫でびしょ濡れになりますが、迫力満点。濡れても良い格好で行くことをオススメします。

パフィンを見るためにブラックサンドビーチにも行きました。パフィンは見た目も可愛いのですが、陸を歩いてる姿が最高にキュートな鳥です。しかし、残念ながら崖の上から飛び立っては崖に戻るを繰り返して、歩く姿は見れませんでした。いつかリベンジするぞ!

強い風が吹き付けて、ポンチョ型のカッパはめくれ上がる
強い風が吹き付けて、ポンチョ型のカッパはめくれ上がる

スコウガフォスは滝壺にずっと虹がかかっていた
スコウガフォスは滝壺にずっと虹がかかっていた

顔も可愛いパフィン。歩く姿を捉えたかった。
顔も可愛いパフィン。歩く姿を捉えたかった。

絶望と希望のキャンプ泊

これはいつものランチセット
これはいつものランチセット

この日の夜はスカフタフェットル国立公園のキャンプ場に泊まる予定でしたが、テントのレンタルがない上にホットシャワーが5分間500クローネ(約500円)だったので、どうしたものかと途方に暮れていました。

5人で車中泊を覚悟していたところにりゅーじんさんカップルが合流。彼らが持ってたテントを借りて、車とテントで分散して夜を越すことができました。本当に助かりました…。

結局、その場で検索して近くのキャンプ場に宿泊しました。

僕たちが泊まったキャンプ場はSvinafellキャンプ場というところ。スカフタフェットル国立公園から10キロくらい離れたところにあって、1人1500クローネでキッチンもシャワーも使えて、僕たちは借りれませんでしたが、なにかしらのレンタルもあるみたいです。

オーロラ

「これオーロラや!」ってなった1枚
「これオーロラや!」ってなった1枚

キャンプ場の食堂で消灯の0時まで語り合ったあと、各々寝る準備を始めました。歯を磨いて助手席側のシートを倒して、さあ寝ようとしたとき、なっちゃんが「オーロラ?が、見えてる、かも?」と僕の肩を叩きました。

眠い目を擦りながら、寒い車の外に出ると、空にはうっすら白い雲のようなものが。「雲じゃないかな」と言いつつ、一眼レフを取り出して写真を撮ってみると「これオーロラや!」となって、一気に眠気が飛びました。

その後はみんな出てきて小声でワーワー言いながら写真を撮ってました。この時ほどもっと写真の腕が欲しいと思った瞬間はなかったです。

時間が経つとオーロラがぶわーって広がった
時間が経つとオーロラがぶわーって広がった

DAY4 – ダイヤモンドビーチと氷河湖

ヨークルスアゥルロゥン氷河湖。絶景以外の言葉が出てこない。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖。絶景以外の言葉が出てこない。

4日目はスカフタフェットル国立公園を軽く散歩して、流氷が流れ着くというダイヤモンドビーチと、氷河湖に行きました。

それぞれ、これまでの人生で見たこともない景色に圧倒されました。これはもう、なんと表現したらいいかわかんないです。ここで食べたランチ(いつもの、食パンにチョコスプレッドを塗ったやつ)も最高に美味しく感じました。

流氷が流れ着くビーチ
流氷が流れ着くビーチ

宝石みたいな氷がゴロゴロしている
宝石みたいな氷がゴロゴロしている

いつもの味気ないランチを数倍美味しくしてくれるのが絶景というものですよね
いつもの味気ないランチを数倍美味しくしてくれるのが絶景というものですよね

DAY5 – 空振りパフィンと地熱エリア

地熱エリア、硫黄臭がすごい
地熱エリア、硫黄臭がすごい

5日目はパフィンのリベンジをするために、街から車で1時間ほど離れたスポットへ。Airbnbで宿泊した家のホストも「パフィンめっちゃ見れるで」と言っていたので期待して行きましたが、寒さと小雨のせいか見れず…。巣穴?らしきところからぴょこっと2〜3羽出てきたくらいでした。

残念に思いながらパフィンスポットを後にし、この日は早めに次の宿へ。道中、蒸気が立ち上るエリアを発見。早速、車を停めて近づいてみました。

どうやら地熱で温められた水分がこの辺りで噴出しているようです。あたりには硫黄の匂いが立ち込めていて、温泉地にいるような気持ちでした。

これから

車から見える景色。地平線が見える。
車から見える景色。地平線が見える。

今いるアークレイリという街を拠点にアイスランドの北側を観光して、西に向かいます。どこまで行っても絶景ばかりで見飽きそうなアイスランドですが、全然そんなことはなく、それぞれ違う表情を持っていて楽しいです。

残り半分も楽しみだー!

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