2017年2月14日。
ダナンはベトナム屈指のリゾートというだけあって、スパの情報が多かった。
その中でも、ミーケビーチ沿いにある「Galina Danang」に行くことにした。
えらい建物が建っている。これがGalina Danangだそうで。
何をイメージしたものなんだろうか。蟻塚?
正面エントランスはこんな感じ。
なかなかアドベンチャーを期待させる岩山っぷり。
いざ入る前に、併設のカフェでひと休み。
せっかくスパなんてところに来たので、いつもより華やかなドリンクを頼んじゃう。
いよいよ中へ。洞穴チックなレセプションにわくわく。
メニューはこんな感じ。通常コースは1人1800円。
グループの人数が増えるほど割引されていく。
スペシャルコースは、サウナとスチームバスも体験できるようだ。
コースを決めたら、お金を払って内容の説明を受ける。
私たちは水着を持ってきていなかったのでここで借りて、更衣室へ向かった。
更衣室で着替えたら、いよいよマッドスパがはじまる。
ちなみに屋外と屋内で同じコースが受けられるけど、この日は天気が悪いからか屋内だった。
暖かい晴れた日は屋外なのかもしれない。
屋内は、なんとなく日本のスーパー銭湯を思い出す雰囲気。
スタッフさんがマッドバスのお湯を入れてくれて、入浴スタート。
GoProの写真モードの手ブレがひどすぎて良い写真がないのだけど、1グループ1浴槽で、スタッフさんから声がかかるまで好きに入る。
お湯はぬるくて、泥でぬるぬる。
お肌にいいのかどうなのか、そもそも掃除はしてるのか、顔に塗るのは気が引ける感じ。
しばらくすると声がかかり、次のFloor fountainに案内された。床の噴水?
それがこちら。要はシャワー。
泥をきれいに洗い流し、お次はHydrotherapy。
水でセラピーとは一体。リラクゼーションが目的なのだから、タラソテラピーみたいに水にプカプカ浮かんだりするのだろうか。
「切れる!!」と思わず悲鳴を上げた。
ハイドロセラピーとは、圧縮された細いシャワーという刃を受けながら歩く地獄のアトラクションだった。
両側から勢いよく水が出てくる狭い道をくねくねと歩いて抜ける、それで全身をマッサージしましょうというものなんだろうけど、水圧すごすぎて体が切れるかと思った。
思ってたのと違うスパを体験し続けて、どんどん楽しくなってきた。
宿を出たときとは打って変わって笑顔が増え、自然におしゃべりできている。
そこにとどめのジャグジー。
めっっっちゃめちゃ光る!
まさかこんなに派手な風呂に入ることになるとは思わず、爆笑しながらはしゃぎ倒したのだった。
確変ビカビカタイムがくるたびに大はしゃぎの2人。
ちなみに、他にお客はいない。
ベトナム風ライトアップ風呂で笑い尽くして、すっかり仲直りすることができた。
コースの最後は、スパの感想に花を咲かせながらカフェでドリンクをいただく。
こんなに楽しい気持ちになるとは思わなかった。
Galina Danangに感謝しながら外に出た。
おなかが空いてきたので、少し早いけど晩ごはんにしよう。
ぶらぶらしながらお店を探していると…
これは、私の好きなチキンライス。コムガーだ!
これが食べたいということでこのお店に決めた。
ライトがおしゃれなお店。
メニューはいろいろあって少し迷ってしまったけど、初志貫徹でコムガーを注文!
とおるさんはフォーボーを頼んでいた。
裂いた茹で鶏を使うコムガーセー。
玉ねぎや香草としっかり和えてあって、醬油ベースのたれをかけて食べる。
2人で600円となかなかのお値段だったけど、おいしくて満足。
今日は甘いものも食べちゃおう!
ということでチェー屋さんにも立ち寄る。
私はシンプルな白玉と豆を選び、とおるさんは気になるフルーツやゼリーを入れていた。
2人で150円。ほっとする素朴な味と甘さだった。
そういえば、大ゲンカで始まったけど今日はバレンタインデーだ。
せっかくだから、この前見つけたスイーツショップでチョコレートケーキを買おう!
シュークリームやプリンが1個25円という誘惑。
さすがに大きなホールケーキは食べきれないので、小さなケーキを1つずつ買って、宿に帰ってから食べることにした。
チョコレートのトッピングが多いところが好みのケーキ。
パンダのかわいいケーキ。
海外のスイーツでしばしば出会う大砲のような甘さで、おいしかった。
おいしかったけど、この手のひらサイズも食べきれずにギブアップしたのだった。