カンボジア〜ベトナム:国境の町のNo.1フォー

マイNo.1フォーの店
マイNo.1フォーの店
どーも、なつみです!
かつて大好物だった「てつおじさんのチーズケーキ」に似ている「りくろーおじさんのチーズケーキ」を新大阪駅で見つけて大興奮しました。
スフレチーズケーキの頂点!

【カンボジア】バスが来ない

2017/02/01当時:1USD(アメリカドル)=約115円。

この日は2週間滞在したカンボジアを出てベトナムへ移動。
ケップからベトナム側の国境の町ハーティエンを経由して、夜行バスでホーチミンへ向かいます。

ルートはこんな感じ。

ケップからホーチミン
ケップからホーチミン
バスチケットは1人19ドル。結局、ケップに到着した日に雑談した女性の店で買いました。
12時に宿までピックアップに来てくれる約束なので、11時にチェックアウトして宿のレストランで待機。

グリーンペッパーがアクセントのマッシュポテトが絶品
グリーンペッパーがアクセントのマッシュポテトが絶品
お昼を食べて12時を過ぎたけど、迎えはまだ来ません。
でもまあ、遅刻はよくあることです。

子猫さんかわいい
レストランに住んでる子猫さんかわいい
子猫と遊んで1時間。13時になりましたがまだ来ない。
私たち以外にもいたバス待ちの旅行者は、みんなそれぞれのバスに拾われていきました。

子猫さんとてもかわいい
子猫さんとてもかわいい
さらに1時間。14時になっても来ない。
心配した宿のオーナーがツアー会社に電話してくれました。「もうすぐ来る」とのこと。
ほんとに?

子猫さん最高です
子猫さん最高です
そして、15時!
3時間の遅刻かぁ…これはもう来ないかもしれないな。

ツアー会社に言うための文句を英訳し始めたあたりで、バスが1台やってきて「ホーチミン! ホーチミン!」と言いながらドライバーさんが出てきました。
これだ! きたー!! よかった!

待ちに待ったけど、ここまで遅れてもちゃんと来ることにむしろ感心しました。
もしかしたら、プノンペンあたりからいろんなトラブルを乗り越えてやってきたのかもなぁ…。

カンボジアからベトナムへ歩いて国境越え

ケップから国境まで乗ったバス
ケップから国境まで乗ったバス
ケップから国境はすぐです。3時間待ったバスは30分で降りることになりました。

タイからカンボジアへの国境越えのときと同じく、迷子にならないよう他の旅行者にピッタリついて行きます。
…が、カンボジア出国後うっかりトイレに入ったら、出たときにはすっかり誰もいなくなってました。

慌てて奥の方にあったカンボジアっぽい門をくぐると、向こうにベトナムっぽい門が待ち構えています。分かりやすくてよかった。

国境カンボジア側
カンボジアっぽい門
歩いてベトナムへ
歩いてベトナムへ
国境ベトナム側
ベトナムっぽい門
ベトナムでは入国管理官に手数料やらワイロやらを要求されるというウワサを聞いていましたが、何もなし…。
相変わらずパスポートを見てスタンプを押すだけです。

国境からハーティエンまで乗ったバン
国境からハーティエンまで乗ったバン
ベトナムに入国したら待機していたバンに乗り換え。いつの間にかバスじゃなくなった…。
でも窮屈なのは一瞬で、20分と経たずにハーティエンに到着して降ろされました。

【ベトナム】ハーティエンで見つけたおいしいフォー

2017/02/01当時:10,000VND(ベトナムドン)=約50円。

ハーティエンの町は栄えていてきれい
ハーティエンの町は栄えていてきれい
ハーティエンはただの田舎町だと思っていたら、思った以上にきれい。
フーコック島というリゾートアイランドに渡れるそうで外国人観光客もたくさん見かけました。

私たちはこのまま夜行バスで町を出るので、軽い町歩きがてら晩ごはん探し。
これまでのカンボジアの町より食事処が見分けやすい気がします。

なるべく気軽そうでお客が多い店を探しました。

晩ごはんを求めて人気の店へ
晩ごはんを求めて人気の店へ
よさそうだと思って近づいたのは、屋台の周りにテーブルとイスがたくさん置いてある店。
お客が増えたらその分テーブルを増やして陣地を広げていってました。柔軟。

とりあえず空いているテーブルに座ったのですが、いくら待っても注文を取りには来てくれません。
料理を運ぶ人にアピールするも無視。どうやら自分で注文しに行くタイプのようです。

それではと屋台のところに行くと…メニューがよく分からない。
屋台にそれっぽい文字が書いてあるけど、麺も具もいろんな種類があるから何が来るか見当もつかない。

注文方法が分からず必死の指差し
注文方法が分からず必死の指差し
しばらく屋台の前で考えていたら、「注文するなら早くして」という顔で屋台の女性ににらまれてしまったので、結局指さしでがんばることに。

「フォー! フォー!」と唯一知ってる麺料理の名前を連呼しつつ、鶏肉(たぶん)を指さし!
女性はコクリとうなずき、席に座って待てというジェスチャー。
どうやら注文は成功したようです。

とおるさんもどうにか注文を終えて戻ってきて、あとは待つだけ。

初ごはんにわくわく
ベトナム初ごはんにわくわく
卓上調味料が豊富
卓上調味料が豊富
料理を待っているあいだに宝くじの売り子さんが何人も営業に来ました。
周りを見ると、けっこうな人が勧められるままに買っています。
売り子さんはお年寄りや貧しそうな人が多く、宝くじはそういった人たちの大事な収入源のようでした。

ベトナムの人は宝くじが好きなのか、それとも貧しい人の生活を助けて徳を積んでいるのか…そんなことを考えていたらフォーが到着!

きた! 鶏肉(たぶん)のフォー(たぶん)!
きた! 鶏肉(たぶん)のフォー(たぶん)!
ひとくちすすると、おいしい!
しっかり味が出ている鶏スープに甘い脂身のある鶏肉。そしてツルッとした麺。
シンプルだけどすごくおいしい!

卓上にあるライムを絞ると爽やかな味に変わってスルスル食べられます。
ほとんとしゃべることなく食べ続けて、あっという間に器が空になってしまいました。
しかもこれで25,000ドン!

ベトナムの通貨であるドンは桁が多くてビックリしますが、10,000ドンで約50円です。
つまり25,000ドンは約125円。安い!

「ベトナムすごくいいね! これは生きていけるよ!」
そんなことを言い合いながら歩いていると、またもやおいしそうなものを見つけてしまいました。

想像以上のすてきスイーツ
すてきすぎスイーツ
メロン半玉をかわいく盛り付けたうえにアイス!
散らしたナッツとハチミツソースがにくい!
これにストロベリースムージーをつけて54,000ドン!

なんということでしょう。
ベトナムがこんなに安ウマグルメ天国だったなんて。

おいしい晩ごはんに贅沢スイーツで大満足の私たち。
夜行バスの集合場所に戻ると、時間ピッタリにバスがやってきました。すばらしい!
そしてバスに乗り込んで…絶句。

これがベトナム名物寝台バス
ベトナムの名物バス
細い通路を残して3列2段でびっしり並んだ寝台。怪しげなピンクのライト。
人をできるだけ詰められるように設計されていて、自分の足は前の人の頭の下に収納されます。

さらに私たちは一番後ろの5人横並び席!
右隣はとおるさんだけど、左隣は知らない人。仕切りも何もない雑魚寝。運が悪ければ寝返りでキッスも辞さない距離です。

これがベトナム名物寝台バス!
しあわせ晩ごはんは終わり、不安な夜が始まりました。
早くホーチミンに着いてくれー。

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