僕たちはドイツのサウナが大好きです。好きすぎて、これから先ドイツを訪れることがあったら定番にしたいね、などと話しています。

サウナで汗を流してリラックス三昧。旅の疲れもどこへやら。そんなドイツのサウナの魅力を紹介してみようと思います。

※ この記事ではドイツのサウナについて僕がアツく語っています。のっけから、裸最高!みたいなことを言っているので、心臓の弱い方はご注意ください。

※ サウナ内部の写真は撮れないので、記事内の写真は全てイメージです。

裸になってリラックス

ドイツのサウナの何がいいって、裸なんです、裸。老若男女みんな裸で混浴。若いカップルも仲の良さそうな老夫婦も、ひとりで来ているおじさんも綺麗なお姉さんも、上も下も隠さず、思い思いの体勢で汗を流しています。

裸でサウナがどれだけ嬉しいことか。アイスランドやハンガリーで海外の温泉に行ったことがある人はわかると思いますが、海外の温泉なんかは水着着用が基本なんです。当然サウナも水着。

水着を着て温泉に入っても全然リラックス出来ないんですね。あれはただの温水プールです。プール。いや、水に浮かんでリラックスみたいなことはありますけど、温泉のそれとは全く別物。

サウナに至っては衣類を着用して汗をかくわけですからね。そんな布をベタベタ纏わりつかせてリラックスできるわけがない。もはやただ暑いだけの空間です。

しかしながら、ドイツのサウナはお湯はなくとも裸でサウナ。完全にリラックスした状態で身体の芯まで温まることができます。シャワー浴が基本の海外で、裸になって身体の芯まで温まることがあっただろうか?いや、ない。(反語)

ドイツの人々は裸に寛容です。なぜならFKK(Freikörperkultur)と呼ばれる裸文化があるから。日本には温泉や銭湯で裸になる文化があって、国際的に見れば裸に寛容なほうだと思います。男女混浴の温泉もあるし。でも、ドイツからはもう一歩進んだ寛容さを感じます。

どういうことかと言うと、サウナの施設内で裸の男女がうろついていても、そこに気まずさとか、恥ずかしさとか、性的な雰囲気は一切ないということ。

人の裸をジロジロ見る人なんていない。コソコソ隠れる雰囲気でもなければ、他人の裸を意識して目を伏せる必要もない。ようするに自然体で居られるということです。

だから、裸になっても別に恥ずかしくないんですね。日本で男女別浴の温泉に入っているときと同じような感覚。混浴の温泉って、他人を見ないように気を使ったり、湯船の端っこで外側を向いてたり、お互い妙に緊張しますよね。そういう感じではないです。

服を着ている時とまるで変わらない振る舞い。それでいて衣服の締め付けなど一切ない解放感。それを、そこにいる全員が楽しんでいます。身体を(衣服から)解き放つ文化。それがドイツの裸文化、FKK(Frei:解放 Körper:身体 Kultur:文化)なのです。

ルーブル美術館の裸のお爺さん

ルーブル美術館の裸のお爺さん

それでも、だって、僕たち旅行者は慣れてないから恥ずかしいし、ドキドキ、キョロキョロしちゃうよ!という気持ちは良く分かります。僕も、スタイルが良くて綺麗な女性を見かけると幸せな気持ちになります。

しかし、それは、例えるならルーブル美術館で特別美しい彫刻を見つけた時と同じような気持ちです。サウナ自体は美術館の彫刻に囲まれてる気持ち。美術館には男女の裸体(の彫刻)が並んでいるけれど、ドキドキする雰囲気じゃないでしょう?

ドイツのサウナを裸で楽しむということは、数ある美術品のひとつに自分も加わるというだけのことなのです。(満面のドヤ顔)

サウナで横になってリラックス

日本のサウナで横になろうものなら、どんなに空いていてもマナー違反だと叱られますよね。でも、ドイツのサウナには木製の枕が置いています。岩盤浴みたいなイメージ。横になってリラックスしてもいいよってことですね。

もちろん混んできたら起き上がりますが、ずっと混み合ってるのは稀です。平日に行ってるからかもしれませんが、いつ行っても空いています。

ドイツのサウナ施設は温度やハーブの種類などで部屋が沢山あるし、休憩所が充実してるので、おそらくいつ行っても横になれる空間はあると思います。サウナで横になると、ついつい長居してのぼせがちなのでそこだけ注意。

横になれるといえば、サウナ施設には外庭があって、ビーチベッドが並んでいます。暖かくて晴れた日ならそこで日光浴もできます。もちろん裸で。今回は寒かったので屋内のベッドで休憩していました。半裸で。

裸で寝て汚くないか心配だと思いますが、大きいバスタオルやバスローブを敷いたり羽織ったりするので、衛生面は心配しなくてよいです。裸を嗜むものとして、バスタオルを敷くのは常識。ここ、テストに出ます。

休憩所のベッドには毛布もあるので、ずっと裸では落ち着けないという人も安心して休むことができます。というか、休憩所で寝てる人はさすがに何か羽織ってます。寒くはないけど身体が冷えちゃうので。稀に裸のまま眠りに入ってる人もいます…平和な世界。

アウフグースでリラックス

アウフグースってなんぞ?と思うかもしれませんが、アレです。石積みのストーブにアロマの入った水を掛けて、いい〜い香りの水蒸気を発生させるイベントです。聞いただけでもリラックス度が高そうですね。

1つのサウナに50人くらいの裸の男女を詰め込んで、スタッフのお兄さん(お姉さん)が水蒸気を発生させます。それをお兄さんがタオルで扇ぎ、参加者に熱風を浴びせます。みんな顔を真っ赤にして汗だくで耐えるので、謎の一体感が生まれてきます。

大抵の場合、サウナの入り口に氷が積んであるので、それを持って入ります。イベント中は結構暑く(熱く)なるので、熱さに我慢できなくなったら、無理せず氷で身体を冷やしましょう。

1セット5分から10分くらい。1セット終わると参加者から拍手が沸き起こり、お兄さんへの感謝と、灼熱を耐え抜いた参加者を讃え合います。それから、寒空の下に全裸で飛び出して、シャワーで汗を流して冷たいプールにドボン!

毛細血管が伸縮して新陳代謝の促進、デトックス満点、魅惑のマッスルボディを得られること間違いなし!…すみません、だいぶ盛りました。でも、スッキリ爽快な気持ちになれるのは間違いないです。

裸で屋外に出ても、身体は熱々に火照っているので意外と寒くないです。まあ、それでもしばらく外にいると寒くなってきます。暑さと熱さと冷さと寒さを順番に味わうイベントなので、体調と相談しながら無理なく楽しみましょう。

もし参加するなら、あらかじめ開始時間を確認しておくと確実です。どこかの黒板に次回は○時から〜みたいに書いてあるはず。僕たちは開始直前に偶然居合わせて、ふらっと参加しました。

冷たいドリンク(いい匂い)が配られたり、体に塗る塩やオイル(いい匂い)が配られたりすることもあります。配られたものがよくわからない場合は周りを見渡して、飲んでいるのか、身体に塗っているのか、察しましょう。

フランクフルトのサウナ情報

今回利用したのはフランクフルトの南の方にあるGarden Eden(サイトはドイツ語)。S2の電車で終点のDietzenbach Bahnhofまで行って徒歩20分くらい。フランクフルトの中央から50分くらいあればいけると思います。

▶︎ まんぷくマップで表示

値段は利用する時間によって変わりますが、平日なら2時間で€17.8、3時間で€22.3、1日いるなら€26.5(2017年12月現在)。プランは滞在した時間で自動的に切り替わるみたいです。詳しくは料金表のページをご参照あれ。

バスタオルは受付で言えば貸してもらえます。バスローブも借りれそうでしたが、何故か自重して借りませんでした。借りれるなら借りたほうが快適。ちなみにバスタオルのレンタルは無料でした。みんなマイバスタオルとマイバスローブを持っていたけど、毎回借りたら何か言われるのかな?

屋外もあるのでサンダルがあると快適です。なくても歩けます。僕たちは裸足で外に出たけど、どうにかなりました。屋内に入ったら速やかにシャワーで足の泥を流しましょう。

フランクフルト国際空港はドイツ国内で最大規模の空港です。日本からの直通便も飛んでいたはずなので、フランクフルトには何かと訪れる機会はあると思います。そんなとき、半日ほど時間を作ってドイツのサウナを体験してみてはいかがでしょうか?

もしドイツのサウナについて聞きたいことがあれば何でも聞いてください。なんせ2回も行ってるのでね(2回しか行ってないとも言う)。僕が知っていることならお伝えするし、知らないことはできるだけ調べます!逆に、詳しい人が教えてくれたら狂ったように喜びます。

レッツ・エンジョイ・サウナ!