カンボジア:胃痛とともに巡るアンコール・ワット

朝日で輝き始める
朝日で輝き始める空
どーも、なつみです!
リアルタイムはマチュピチュのお膝元、マチュピチュ村にいます。

昨日はマチュピチュを観光してきました!
天気は雨が降ったり止んだり晴れたりで、天空都市が雲に隠れたり現れたりするのをワクワクしながら眺めました。
山を登ったり降りたりしたので、今は全身筋肉痛です…。

【カンボジア】胃痛をこらえて大観光

2017/01/17当時:1USD(アメリカドル)=約115円。

この日は世界的に有名な観光地、アンコール・ワットとご対面です。

日の出1時間半ほど前にトゥクトゥクのドライバーさんが迎えに来てくれました。
今回は宿のアンコール・ワット小回りツアー14ドルにサンライズ鑑賞をオプションでつけて、合計17ドルのツアーです。

暗闇の中、まず向かったのはチケットセンター。
アンコール・ワットのチケットは遺跡入り口ではなく、ちょっと離れたところで売っています。

アンコール・ワットのチケットセンター
アンコール・ワットのチケットセンター
購入時に顔写真を撮られる
購入時に顔写真を撮られる
チケットはこんな感じ
チケットはこんな感じ
チケットを手に入れたら、さっそくアンコール・ワットへ。
サンライズ鑑賞の定番スポット、池の手前で太陽を待ちます。
最初は人がいなかったので、余裕でトイレに行って戻ってきたら人垣ができていて焦りました。

まだ真っ暗
まだ真っ暗
少し明るくなってきた
少し明るくなってきた
紫のような灰色のような一瞬
紫のような灰色のような一瞬
朝日で輝き始める空
朝日で輝き始める空
刻々と色合いを変える空に、黒く佇むアンコール・ワットが神秘的です。
でも、これを撮っている状況には神秘のカケラもありません。

絶景と人間は表裏一体なのである – Spherical Image – RICOH THETA

絶景と人間は表裏一体なのである

運良く池のすぐ近くに陣取れたのでいい感じに撮れたけど、後ろの方は人の頭が入ってしまって大変そうでした。
この人だかりの中にありながら、Thetaに向かって余裕のピースをするお姉さんがステキすぎてほっこり。

すっかり明るくなると池の前の人垣はなくなった
すっかり明るくなると池の前の人垣はなくなった
本日の山場を早々に乗り越えたので、あとはゆっくり観光です。
まずはやっぱりアンコール・ワット。
アンコール・ワットはその外観と、第一から第三の回廊&レリーフが主な見どころで、外側から中心に向かってぐるぐる回りながら見ていきます。
回廊を進みながらレリーフを鑑賞する
回廊を進みながらレリーフを鑑賞する
叙事詩や神話が描かれている
叙事詩や神話が描かれている
美しい紋様とデバターのレリーフ
美しい紋様とデバターのレリーフ
物語に沿って彫られた大きなレリーフも圧巻ですが、いろんなところにマスコット的に彫られたデバター(女神)や、柱の緻密な紋様なんかが個人的には好きです。

ドライバーさんとの約束の時間が迫ってきていたので、第一回廊だけ見てとりあえずアンコール・ワットを離脱。

次は南門というものを通って
次は南門というものを通って
門からわりと距離を走って…
門からわりと距離を走って…
アンコールトムのバイヨン寺院
アンコール・トムのバイヨン寺院!
顔だらけの遺跡として人気(?)のバイヨン寺院に着きました。

私はずっとここがアンコール・トムという遺跡だと思っていたのですが、違いました。
アンコール・トムというのは都市遺跡のことで、バイヨン寺院はアンコール・トムの中にたくさんある遺跡のひとつなのだそうです。

来る途中、南門をくぐってから遺跡まで遠いな〜と思ってましたが、すでにアンコール・トムの広大な敷地に入っていたのでした。

とにかく顔を拝むことができる
バイヨン寺院では、とにかく顔を拝むことができる
おだやかな微笑み
おだやかな微笑み
塔の4面にそれぞれ顔がついているという念の入れようです。
仏様だと思っていたけれど、戦士なのではとか、ヒンドゥーの神々ではとかいろんな説があるようです。

そしてバイヨン寺院を見ているとき、キュゥーッとお腹が痛くなってきました。
さっきサンライズ前にも腹痛でトイレに行ったのですが、再発。それも、お腹というか胃の方が痛いような…。

痛いような…とか思ってる間にものすごく痛くなってきて、歩けなくなってしまいました。
やっぱりお腹じゃなくて胃のようなので、しばらく座って休憩し、少し痛みがマシになったところで観光再開。
お腹を抱えながらゆっくりバイヨン寺院を見て回りました。

茂みの道を抜けると
茂みの道を抜けると
あれは…遺跡だ!
あれは…遺跡だ!
バイヨン寺院のあとは、ドライバーさんとの集合場所までに点在する遺跡を見ながら進みました。
茂みの奥にひっそり佇む遺跡なんかがあったりして、探検気分です。
その間もちょくちょく胃が悲鳴を上げるので、休み休み、ちょっとずつ歩きました。

こういうレリーフがアプサラダンスになったのだろうか
こういうレリーフがアプサラダンスになったのだろうか
像のテラス
像のテラスと呼ばれている場所
ドライバーさんとの集合場所
ドライバーさんとの集合場所
集合場所には、お土産屋さんやレストラン、トイレなどがありました。
レストランは高かったのと、何より胃の調子が悪いので食べずに次の遺跡へ。
タ・プローム遺跡!
タ・プローム遺跡!
次に着いたのはタ・プローム遺跡です。
ここは発見当時の状態が保存されていて、樹木がからみついた外観が見どころです。
音が反響する小部屋があったりする、迷路のような遺跡で探索しがいがあります。

トゥーム・レイダーのロケ地にもなったとのことで、「ここは映画に出てた!」と話していたり、映画っぽいかっこいいポーズで写真を撮っている人たちが遺跡のあちこちにいました。

ミニベンメリアみたいな雰囲気
ミニベンメリアみたいな雰囲気
樹木に覆われているのか、支えられているのか。
樹木に覆われているのか、支えられているのか。
壮大に伸びる樹木
壮大に伸びる樹
ここでまたもや胃が暴れ出し、10分ほど座って休憩。
ただ座っていればなんとかなったのが不幸中の幸いでした。アンコール・ワットはトイレが少ないので。

記念写真への情熱が高い遺跡だった
記念写真への情熱が高い遺跡だった
タ・プロームを見た後は、通常ならツアー終了です。
アンコール・ワット近くの入り口まで戻ってきて、そのままホテルに帰るとのことだったので、もう一度アンコール・ワットに寄ってもらい、ホテルじゃなくてパブストリートで降ろしてもらうことにしました。

アンコールワットへ戻ってきた
アンコールワットへ戻ってきた
さっき時間が足りなくて見られなかった第二回廊と第三回廊を見ていきます。

第二回廊はデバターのレリーフが見どころです。でも、通路などは装飾があんまりなくてシンプル。
サクサクまわって、第三回廊に行きました。

第三回廊には、中央祠堂というアンコール・ワットで最も神聖で、最も高い塔があります。
外から見たときに真ん中に見える塔です。

ちなみに、第三回廊には人数制限があります。といっても、「一度に入れる人数が100人」という制限なので待っていれば入れます。
注意しなければいけないのは、月に4,5日ある「カンボジア仏日」や、何らかの行事がある日。そういう日はクローズしてしまうそうです。

私たちは特に調べず、「行ってみてクローズだったらしょうがないね」くらいの感じで行きました。

第三回廊へ続く急な階段
第三回廊へ続く急な階段
今日は入れる日だったので、少しだけ待ってから入場。
階段はかなり急で、降りるときはかなり怖かったです。

第三回廊の内部
第三回廊の内部
ひときわ有難そうだった仏像
ひときわ有難そうだった仏像
3人のデバター
3人のデバター
第三回廊からの眺め
第三回廊からの眺め
第三回廊を堪能して、外に出てきました。
アンコール・ワットのとある場所には占い師がいたりするらしいのですが、もうへとへとだったのでまたいつか。
でも、最後の最後にひとつだけ見てみたいものがあったので探しました。
歯を見せて笑うデバター
歯を見せて笑うデバター
それがこちら。
アンコール・ワットのデバターは大体が口を閉じて微笑んでいるので、歯を見せているデバターは珍しいんだそうな。
このデバターが一番有名なもので、西塔門のどこかにいます。

歯を見せて笑うデバターは他にもいるそうなので、またいつか訪れたときに、じっくり探してみたいです。

胃痛と戦い続けたアンコール・ワット観光でしたが、なんとか見たいものを見ることができました。
ちなみに、翌日には胃痛はすっかり治ってました。何が原因だったんだろう…。

2 Replies to “カンボジア:胃痛とともに巡るアンコール・ワット”

  1. ななこさん より: 返信

    アンコールワットの朝日素敵すぎるわぁーーベンメリア宮殿もすごいよいーーー!行きたい!!アジアの胃痛は威力半端ないよね(;φ□φ;)

    1. どっちもよかったし、いつかプレアヴィヒアにも行ってみたいー!
      アジアの胃痛ってあるの(笑) そしたらヨーロッパの胃痛はちょっと優しいイメージ!

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